橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第8回
“壁を走る”不思議な感覚、タカラトミー「エアロスパイダー」(1/2 ページ)
ワタクシが子どもの頃、R/Cカーはとても高価なものに思えたが、今や1000円均一ショップでも手に入るくらい安くなってきた。ところが、値段の安さにつられて買ったはいいが、すぐに飽きて遊ばなくなるケースがけっこう多い。その一番の理由は、走らせる場所がないということに尽きるだろう。ニッポンの狭い家屋事情では、なかなか思い切り走らせるスペースなどないから、R/Cカーを楽しもうと思うと、かなりのストレスがつきまとうのだ。
そんな中、満を持して発売されたのが、タカラトミーの「エアロスパイダー」である。その名の通り、クモのように垂直な壁にぴたりと張り付いたまま走ってしまうのだ。恐るべし、タカラトミー。
ふつうのR/Cカーは床しか走れない。つまり、室内を箱ととらえると6面ある中の1面しか走行エリアとして使えない。しかしエアロスパイダーなら壁を走れるから、天井を除く5面を使える。今までよりもはるかに広大なエリアを走行できるわけだ。
というわけで商品が出る前から買う気満々だったワタクシであったが、先日なんと発売直前のエアロスパイダーをタカラトミーから借りられるという話が来た。この連載は自腹での購入が基本だが、一刻も早く遊びたいという誘惑に勝てず、今回は特別にメーカーの好意に甘えさせていただくことになった。われながら節操ないとは思うが、発売を待ちわびていた商品なので仕方ない。
充電器を兼ねたコントローラ
送られてきたパッケージを見ると、壁を走るクルマの絵と、その走行する姿に喝采(かっさい)を送るアメコミ調の男女のイラストが描かれており、傍らには「カベを走る車」とデカデカと書いてある。
中身を取り出すと、スポーツカー風のクルマが入っている。色はレッド、グレー、ブルー、ブラックの4種類あり、今回選んだのはレッド。フェラーリを思わせる情熱の赤である。車体のデザインはレッドとグレー、ブルーとブラックの組み合わせで共通だ。また、赤外線のバンドはレッドとブルーが「バンドA」、グレーとブラックが「バンドB」になっているので、例えば2台買って子どもと一緒に遊ぼうと思っている場合は、違うバンドのものを選んでいただきたい。
電源はコントローラ(送信機)が単三形乾電池6本で、エアロスパイダー本体のほうはリチウムイオン充電池となっている。おそらく壁に張り付いて走行させるということで、車体をできるだけ軽くするために専用電池にしたのだろう。充電池なので買ったらまず充電が必要だ。実はコントローラが充電器を兼ねていて、正面のクリアケース内に充電ケーブルが収納されている。
充電するときはクリアケースを開けてケーブルを取り出し、エアロスパイダー後部の端子に接続する。それからコントローラのスイッチを「CHARGE」に合わせると、充電ランプが緑色に点滅する。充電時間は説明書によると約20分~40分。実際に試してみたらだいたい最初の充電時間は20分ほどかかった。点滅が終わってランプが消灯すると充電完了だ。
なお、この商品の充電池は交換式ではないので、電池が劣化したら本体ごと新しいものに買い換えなくてはならない。約100回程度で十分な走行性能が出なくなるとのことで気をつけよう。この商品は実売3000円台だが、できれば安価に交換できるようにしてほしかった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「うんこ移植」でピーナツアレルギー改善、15人中6人が数粒食べられるように ヒトの実証は初 Science系列誌掲載
-
2
「就活に生成AI利用」ほぼ全員に 面接で内容追及され困惑も
-
3
OpenAI、次期モデル「Astra」の一部開発を停止 「Critical」級サイバー能力の可能性否定できず
-
4
防衛装備庁、ITコンサルSHIFTに「AI装備品」の審査支援を委託
-
5
ドコモ・バイクシェアのシステム障害、いまだ全面復旧ならず 8月1日以降の利用者には「全額返金」へ
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
西鉄福岡(天神)駅などで意図しない駅構内放送 第三者が有名YouTuberの音声を不正に流したか
-
8
Gmail、他社メアドを送信元にできる機能を廃止へ
-
9
手術中の大地震、患者守る医療スタッフ……熊本総合病院の動画に反響 「プロの動き」「尊敬」
-
10
「配信システムをAIで自作したアイドル」こと宮本佳林さん、Cloudflare Workersの開発者イベントに登壇へ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR