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ハイレゾ音源収録の“BDミュージック”、第1弾3タイトルが登場

» 2012年12月12日 21時24分 公開
[ITmedia]
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 カメラータ・トウキョウは12月12日、ハイレゾ音源を収録したBlu-ray Disc“BDミュージック”の初回3タイトルを発売した。

左から「驚異のデュオ/ベルリン・フィルハーモニック・デュオ」「シューベルト:交響曲第5番/フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”」「コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ/タマーシュ・ヴァルガ」

 メモリーテック、クリプトン、キュー・テック、カメラータ・トウキョウの4社で構成する「Promotion Group of Blu-ray Disc for High Resolution Audio」が今年9月に提案した「ブルーレイディスクによるハイレゾリューションオーディオ」(BDミュージック)の第1弾。タイトルは、「驚異のデュオ/ベルリン・フィルハーモニック・デュオ」「シューベルト:交響曲第5番/フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”」「コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ/タマーシュ・ヴァルガ」で、価格は各3500円となっている。

 BDミュージックは、Blu-ray Discが持つ1層25Gバイトの容量をオーディオメインに利用する音質最優先のパッケージメディア。映像データはメニューやジャケットイメージなど最低限にとどめ、その代わり非圧縮のリニアPCMでハイレゾ音源(96kHz/24bit、192kHz/24bit)を収録する。普及したBDレコーダーやBDプレーヤーを使い、CD感覚で再生できるという。

 「96kHz/24bitのデータは、CDではカットされてしまう22.05kHz以上の高域を48kHzまで再現できる。またCDの256倍の音の階調を持ち、極めて繊細な音の変化まで捉えられる。マスター音源に極めて近い音質での音楽鑑賞が可能になる」(同社)。

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