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» 2013年05月27日 13時14分 UPDATE

野村ケンジのぶらんにゅ〜AV Review:ハイブリッド型イヤフォンの新顔、Audiofly「AF78」を試す (1/2)

「春のヘッドフォン祭 2013」で見つけたユニークな製品をピックアップするシリーズの3回目。今回はタイムロードが輸入を開始した豪Audiofly(オーディオフライ)のハイブリッド型イヤフォンを取り上げよう。

[野村ケンジ,ITmedia]

 「春のヘッドフォン祭 2013」で見つけたユニークな製品をピックアップするシリーズの3回目。前々回の「FitEar Parterre」(パルテール)、前回の「Flat4-玄(KURO)」に続き、今回は、タイムロードが取り扱いを開始したAudiofly(オーディオフライ)の製品を取り上げよう。

ts_audiofly01.jpg Audioflyの最上位モデル「AF78」。実勢販売価格は2万3000円前後と、他社のハイブリッド型より数段低く設定されているのもうれしいところ

 Audioflyは、オーストラリアに本拠を構えるヘッドフォン専業メーカーで、2009年に設立されたばかりという、まさに新進気鋭のブランド。現在はカナル型イヤフォンを中心に展開しているようで、そのうちの4モデルが日本国内にも紹介された。

 なかでも注目となっているのが、上級モデルの「AF78」だ。こちらの製品、バランスド・アーマチュア型(以下、BA)ドライバーと9ミリ口径のダイナミック型ドライバーで構成されるハイブリッドシステムを採用し、伸びやかな高域とパンチのある低域を両立しているという。

 随所の造りにも、こだわっている様子がうかがえる。ドライバーはイヤーピース側にBA、その奥にダイナミック型を配置。このレイアウトによって、コンパクトな筐体(きょうたい)サイズにうまくまとまっており、おかげで装着感はかなり軽快だ。サイズが小さく、しかも形状が工夫されているので、耳の中にすっぽりと収まってくれる。首を振ってもポロッと落ちてしまうことはなく、なかなかに扱いやすい。

 なかでも、実機に触れて感心したのが、ケーブルの絡みにくさだ。ケーブルには、軽くて丈夫なコーデュラファイバーとケブラーを編み上げた「Audioflex」と呼ぶ独自開発のアウター素材を採用。耐久性と絡まりにくさが特長だという。

ts_audiofly02.jpgts_audiofly03.jpg コンパクトなボディーにダイナミック型とバランスド・アーマチュア型のドライバーを搭載した(左)。Audiofly独自開発の「Audioflex」を使用したケーブル。ケーブル長は1.2メートルで、プラグは3.5ミリステレオミニ

 実際、“絡みにくさ”をアピールする製品は数あれど、こちらは正真正銘、看板に偽りなしといった印象。わざわざ小さめに束ねて絡ませてみたが、アウター素材「Audioflex」がグニャグニャと曲がらないため、多少絡んだとしてもすぐにとくことができた。

 なお、付属品として、4ペアのシリコンイヤーチップと2ペアのコンプライイヤーチップを同梱(どうこん)。このほかにも、メタルケースや2分岐コネクター、飛行機用コネクターが付属されるなど、充実した内容となっている。

ts_audiofly04.jpg

 では、肝心の音はどうだろう?

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