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「秋のヘッドフォン祭 2013」で気になった“参考展示”秋のヘッドフォン祭 2013(1/5 ページ)

» 2013年10月28日 19時45分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 恒例「秋のヘッドフォン祭 2013」が、10月26日と27日の両日、「スタジアムプレイス青山」で開催された。台風の接近で一時は開催も危ぶまれたものの、26日の午後には雨も上がり、熱心なファンが会場を埋めた。

 新製品のお披露目と同時に、市場調査を兼ねた参考出品も多いことで知られるヘッドフォン祭。今回も個人的に気になったものをピックアップしていこう。

会場内。ソニーブースはハイレゾをプッシュ

大手メーカーの参考展示は珍しいヘッドフォン祭だが、ヤマハはスクウェア型のハウジングを持つコンパクトなヘッドフォンを参考展示していた。40ミリ径ドライバーを搭載し、iPhone対応のリモコンマイクが付属するという。型番や発売時期などの詳細は未定だ

Westoneの新シリーズ

 テックウインドのブースでは、「今朝届いたばかり」という米Westoneの新シリーズが、さっそく並べられた。「Westone 1〜4」と同じバランスド・アーマチュア型ドライバーを使用し、シングルドライバーモデルの「W10」から3Wayクアッドドライバー構成の「W40」まで4製品をラインアップする。

米Westoneの新シリーズ(左)。3Wayクアッドドライバー構成の「W40」(右)

 シェルのデザインが大きく変わったほか、同梱(どうこん)のフェイスプレートを使って外観をカスタマイズできるのも特長だ。装着済みの黒に加え、赤と青のフェイスプレートが付属しており、ユーザーが自分で交換できる。作業用に小さなドライバーも付属するという。

 ケーブルは、MMCXコネクターによる着脱式で、通常のケーブルに加え、iOSデバイス用の3ボタンリモコンケーブルも付属する。いずれも11月第2週に出荷を開始する予定だ。

「W40」のパッケージ。装着済みの黒に加え、赤と青のフェイスプレートが付属する、ユーザーが自分で作業できるように小さなドライバーも同梱される(左)。左右で色違いにするといったコーディネートも自分でできる。写真は「W20」(右)

型番 ドライバー構成 インピーダンス/感度 実売予想価格
W10 シングル(フルレンジ) 27オーム/114dB 1万9800円
W20 2WayデュアルBAドライバー 33オーム/122dB 2万9800円
W30 3WayトリプルBAドライバー 30オーム/107dB 3万9800円
W40 3WayクアッドBAドライバー(高1、中1、低2) 31オーム/118dB 4万9800円
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