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キャロット・ワンから真空管ポタアン「NIK58-TUBE」が登場、初回生産分には「TITTA」も付いてくる

» 2013年11月20日 18時09分 公開
[ITmedia]

 ユキムは11月20日、伊OpenItemが手がける“Carot One”(キャロット・ワン)ブランド新製品「NIK58-TUBE」を発表した。真空管を搭載したヘッドフォンアンプ。価格はオープンプライスで、実売想定価格は8万9800円となっている。

「NIK58-TUBE」。キャロット・ワンの製品名は、主宰者であるアントニオ・シアロ氏の友人や親族に由来することで知られるが、今回は友人のニコラさんが使っているハンドルネーム「NIK58」から名付けられたという。つまり、型番にとくに意味はない

 オレンジとブルーのコンビネーションカラーに塗装された本体にフィリップス製の「6111WA」真空管を搭載したポータブルタイプのヘッドフォンアンプ。見た目だけではなく、電圧をかけてその持ち味を音質面に反映させることにこだわったという。そのためバッテリーの持ちは通常のポータブルヘッドフォンアンプより短い連続3.5時間となったが、「“音”ではなく、“音楽”をきくためのモノだと再度教えてくれるホットな鳴り」(ユキム)という。出力はチャンネルあたり388ミリワット。

真空管は蘭Philipsの「6111WA」(左)。背面には充電用のMicro USB端子などを装備(右)

 本体サイズは、58(幅)×23(高さ)×85(奥行き)ミリ。重量は150グラム。充電用のMicro USB-USBケーブル、独AVINITY(アヴィニティ)製の3.5ミリステレオミニケーブルが付属する。また、初回生産分の120台に限り、キャロット・ワンのカナル型イヤフォン「TITTA」(チッタ)も同梱されるという。

付属の独AVINITY(アヴィニティ)製の3.5ミリステレオミニケーブル(左)。初回生産分の120台には同社製カナル型イヤフォン「TITTA」(チッタ)が付いてくる(右)

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