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» 2013年12月24日 01時08分 UPDATE

“痛ポタアン”から192kHz/32bit対応の真空管オーディオまで――「ポタフェス」で見つけた注目製品 (1/3)

「ポータブルオーディオフェスティバル 2013 in 秋葉原」(通称:ポタフェス)が開催された。黄金色のヘッドフォンがまぶしい2階フロアを中心にリポートしたい。

[ITmedia]

 12月21日(土)と22日(日)の両日、ポータブルオーディオを中心とする体感イベント「ポータブルオーディオフェスティバル 2013 in 秋葉原」(通称:ポタフェス)が、東京・秋葉原で開催された。会場は、アキバ界隈では“ベルばら”などと略される「ベルサール秋葉原」。年末の3連休に中央通り沿いという好立地もあり、当日は多くのポータブルオーディオファンがつめかけた。

 会場は2フロアで、1階にライブ会場と物販コーナー、2階に出展各社がブースを構えるというシンプルな構成。今回は、2階の展示フロアから気になった新製品をピックアップしていこう。

ts_pota022.jpgts_pota023.jpg ポタフェス会場。主催はイヤフォン/ヘッドフォン専門店「eイヤホン」だ(左)。巨大なヘッドフォンはオンキヨーロゴ入り。見た目はともかく、ちゃんと音が出るところにコダワリを感じる(左)

 展示会場に上がると、“ベルばら”にふさわしい黄金色に輝くヘッドフォンがお出迎え。フィリップスが50周年を記念して制作したもので、「Fidelio X1」に金メッキを施したという。同社が誇る“ゴールデンイヤー”制度にかけたと思われるが、残念ながら市販の予定はなし。

ts_pota07.jpgts_pota08.jpg フィリップスが展示した黄金色の「Fidelio X1」

 アユートは、ポータブルヘッドフォンアンプ「AK10」のカラーバリエーション9色を参考展示していた。これも「作ってみた」(同社)というノリで、具体的な販売スケジュールはないという。ただ、今年は「mora」やランティスのハイレゾ音源配信がスタートしたこともあり、ユーザー層の拡大が期待されている。同社では再生デバイスも多様化すると考えており、“Astell&kern”「AK100/AK120」のようなハイレゾ対応プレーヤーとともに、スマートフォンと組み合わせるポータブルヘッドフォンアンプにも注力する方針だという。

ts_pota09.jpgts_pota010.jpg 「AK10」のカラーバリエーション(左)とiPhone用の30ピン接続ケーブル(右)。iPhoneでも「HFプレーヤー」などのアプリを使えば、ハイレゾ音源のデジタル伝送が可能(再生には外部DACを必要)になるため、今後需要が伸びるとみている

ts_pota013.jpgts_pota014.jpg JVCケンウッドもカラフルなヘッドフォンアンプを参考展示。オヤイデブースには、ハイレゾ音源プレーヤー「FiiO X5」のプロトタイプが展示されていた。スペックは未定で、来春以降発売予定だ

 ADLブースでは、ダイナミック型ドライバーを2つ搭載したカナル型イヤフォン「EH008」を参考展示していた。高域用の5.8ミリ径ドライバーにチタン振動板フィルムを採用したというもので、ハウジングには振効果の高いカーボンファイバーを使用している。価格は未定ながら、ちょっと高級なモデルになりそうだ。

ts_pota011.jpgts_pota012.jpg ADL「EH008」(左)とマクセルの「MXSP-WP2000」(右)。いずれも参考展示

 マクセルが参考展示していたのは、無接点充電技術の「Qi」(チー)に対応したBluetoothスピーカー「MXSP-WP2000」だ。対応するモバイル機器なら本体上面に置くだけで充電が行えるため、ケーブルを接続する手間がない。同社では既にiPhone用の“Qi対応ケース”などを販売しており、製品の横展開にも期待できそうだ。2014年に発売予定。

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