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MMCXコネクター採用、米WestoneのカスタムIEMに新製品2シリーズが登場

» 2013年12月27日 20時16分 公開
[ITmedia]

 テックウインドは12月27日、米Westone Laboratories,IncのカスタムIEM(インイヤー・モニター)「ESシリーズ」および「ACシリーズ」の新製品を発表した。価格はオープン。同日より販売を開始している。

 ESシリーズは、バランスド・アーマチュア型ドライバー5基を搭載した「ES50」など4機種をラインアップ。ドライバーは従来機と共通ながら、ケーブルコネクターにMMCXを採用したことでケーブル交換が楽になった。またケーブルを含めた繊細な調整を行い、全体的なサウンドパフォーマンスもさらに向上したという。

「ES50」(左)と「ES30」(右)。カラーはカスタマイズが可能

 一方、エントリーモデルの「ACシリーズ」もMMCXコネクターを採用してリニューアル。BA型ドライバー2基の「AC20」、1基の「AC10」をラインアップした。なお、既にESシリーズおよびACシリーズを利用しているユーザーのため、従来シリーズの2ピンコネクターをMMCXに交換する有償サービスを用意する。

カラー例

 カスタムIEMは、耳型を採取して1つずつ作成されるオーダーメードのモニターイヤフォン。Westoneでは、米コロラド州にある工場で職人が手作りするという。

型番 概要 市場想定価格
ES50 BA型ドライバー5基(低音域×1、中音域×2、高音域×2)、フレックスカナルにWestone独自のシリコン素材を採用 13万8000円
ES30 BA型ドライバー3基(低音域×1、中音域×1、高音域×1)、フレックスカナルにWestone独自のシリコン素材を採用 12万8000円
ES20 BA型ドライバー2基(低音域×1、高音域×1)、フレックスカナルにWestone独自のシリコン素材を採用 9万8000円
ES10 BA型ドライバー1基、フレックスカナルにWestone独自のシリコン素材を採用 6万8000円
AC20 BA型ドライバー2基(低音域×1、高音域×1)、アクリル製ハウジング採用 6万5000円
AC10 BA型ドライバー1基、アクリル製ハウジング採用 5万2000円

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