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» 2014年04月15日 13時00分 UPDATE

帰ってきた“ブラビア史上最高画質”、ソニーが直下型バックライト搭載機を含む4Kブラビア8機種を発表 (1/2)

ソニーも4Kテレビ8機種を発表した。2012年の「HX950シリーズ」以来という直下型LEDバックライト搭載モデル「X9500Bシリーズ」も用意している。

[ITmedia]

 ソニーは4月15日、液晶テレビ“ブラビア”の新製品として、4Kテレビ3シリーズを発表した。市場の拡大を見据え、これまで5モデルだった4Kテレビを8モデルへ増やした上、2012年の「HX950シリーズ」以来という直下型LEDバックライト搭載モデル「X9500Bシリーズ」も用意した。

 「ソニーは高付加価値路線を継続する。4Kの画質や音質を認知してもらうには体感を促すこと、そして画面サイズや価格といった選択肢を増やすことが重要だ」(同社)。

ts_4ksony011.jpgts_4ksony012.jpg ソニーの4Kテレビラインアップ

シリーズ名 X9500B X9200B X8500B
画面サイズ 85V型 65V型 65V型 55V型 70V型 65V型 55V型 49V型
バックライト 直下型LED(ローカルディミングあり) エッジ型LEDバックライト(ローカルディミングあり) エッジ型LEDバックライト
映像エンジン 4K X-Reality PRO
快速設計
HDMI入力 4(4K/60p入力対応)
実売想定価格(税別) 200万円前後 80万円前後 65万円前後 45万円前後 65万円前後 56万円前後 36万円前後 32万円前後
発売時期 7月26日 5月24日 6月28日 6月14日

49V型も加えたシンプルな4Kテレビ「X8500Bシリーズ」

 新ラインアップのうち、49V型から70V型までの幅広いサイズを用意したのが「X8500Bシリーズ」だ。アルミ製の狭額縁ベゼルをもつシンプルな外観に広色域の「TRILUMINOS DISPLAY」を搭載。映像エンジンは4K対応の「4K X-Reality PRO」だ。

ts_4ksony01.jpgts_4ksony02.jpg 49V型の「KD-49X8500B」(左)と70V型の「KD-70X8500B」(右)

ts_4ksony03.jpg 新しい「タッチパッドリモコン」

 ソニーは4Kテレビに、画質と音質にプラスする「3つめの要素」として「快速設計」を掲げた。新しいユーザーインタフェースと新型リモコンに加え、電源オンやYouTube動画の再生、高解像度写真の表示といったコンテンツ再生時のレスポンスを向上させており、例えば「電源オンには従来は5〜10秒はかかっていたが、今回は1.1秒」(同社)という。なお、高速起動は待機電力が増えるため、1日のうち使用頻度の高い最大6時間(2時間×3つの時間帯)を指定できる。

 視聴中のテレビ画面はそのままに、次に視聴するコンテンツを探すことができる「番組チェック」は、先に登場したフルHDモデルにも採用されたもの。新しい「タッチパッドリモコン」で指を上にスライドさせると、画面の下部に裏番組や録画したタイトル、YouTube動画などのアイコンが種類別に現れ、好みのコンテンツを素早くチェックできる。なお、録画番組はUSB外付けHDDのほかにBDレコーダーやnasneにも対応。録画タイトルの情報はDLNAを使って取得するという。

ts_4ksony013.jpgts_4ksony015.jpg 「快速設計」の説明(左)と「番組チェック」の画面(右)。「タッチパッドリモコン」で指を上にスライドさせると下から出てくる

再び帰ってきた“ブラビア史上最高画質”「X9500B」

 「X9500B」シリーズは、直下型LEDバックライトを搭載した最上位モデルだ。ソニーが「ブラビア史上最高画質」というフレーズを使うのは、直下型LEDバックライトを採用したモデルのみで、最初は2008年の「XR1シリーズ」、次が2012年の「HX950シリーズ」だった。もちろん4Kテレビとしては初めてだ。

ts_4ksony05.jpgts_4ksony06.jpg 65V型の「KD-65X9500B」(左)と85V型「KD-85X9500B」(右)

 同じく狭額縁デザインを採用。表面を一枚板としたオプティコントラストパネルとしてシンプルな外観を実現している。また“つや消しブラック”に塗装されたスタンドは内側/外側の2通りで取り付けが可能(85V型は外側のみ)。外側に取り付ければ画面にスタンドが映り込むことを防げるという。

 直下型LEDバックライトによる部分駆動(ローカルディミング)が可能だが、さらに「X-Tended Dynamic Range PRO」(エクステンディッド・ダイナミックレンジ プロ)と呼ばれる新技術を追加した。これは、バックライトのオン/オフでコントラストを高めた上、明るい部分のピーク輝度を高めるという一種のHDR(ハイダイナミックレンジ)技術だ。暗いエリアで使わなかった電力を明るい場所にもってくることで、全体としての消費電力を抑えつつ、部分的にバックライトの電力を“3倍”にまで高めるという。「4Kの精細感と色に圧倒的なコントラストと輝度が加わった」(同社)。

ts_4ksony07.jpgts_4ksony016.jpg 65V型のスタンド部(左)。ピーク輝度の比較。左側が「X9500B」、中央は後述の「X9200B」、右は従来モデルだ

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