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» 2014年10月16日 22時18分 UPDATE

オーディオテクニカ、音質にこだわったポータブルヘッドフォン「MSR7シリーズ」など新製品を一挙リリース (1/2)

オーディオテクニカがイヤフォン/ヘッドフォンやヘッドフォンアンプ、Bluetoothヘッドセットなどを発表した。どハイレゾマーク付きの製品も7機種を数える。

[ITmedia]

 オーディオテクニカは10月16日、秋の新製品発表会で一挙に23機種を発表した。初の「Dnote」採用フルデジタルヘッドフォン「ATH-DN1000USB」をはじめ、「音質にこだわり尽くした」(同社の松下和雄社長)というポータブルヘッドフォン「ATH-MSR7/7 LTD」などハイレゾマーク付きの製品も7機種を数える。

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 あいさつに立った同社の松下和雄社長は、「今年は最初のヘッドフォンAT-700シリーズ発売から40年の節目。当時は世界に認められる品質の商品を作る夢があった」と振り返る。現在では5年連続でマーケットシェアナンバーワンの座を堅持している同社だが、そのためには市場環境の変化と多様化するユーザーニーズに対応する柔軟性が不可欠だった。例えばスーツに合うサラリーマン向けのモデル「EARSUIT」シリーズ、“重低音”を定着させた「Solid Bass」シリーズ、昨年投入した世界戦略モデル「Sonic Fuel」など。そして近年では2つの大きな流れがあるという。1つはワイヤレス、もう1つはハイレゾオーディオの登場だ。

ts_audiotechnica02.jpg 同社の松下和雄社長

 「私たちはハイレゾに移行したのではなく、ユーザーが高音質指向に戻ったと捉えている。そのニーズに応えるため、今年はハイレゾ対応ヘッドフォンを多数そろえた」(同氏)。

音質にこだわったポータブル「ATH-MSR7/7 LTD」

ts_audiotechnica13.jpg 「ATH-MSR7」とポータブルヘッドフォンアンプの「AT-PHA100」

 「ATH-MSR7」は、「テーマはずばり高音質」(松下氏)というように、本気で音質を考えたポータブルタイプの密閉型ヘッドフォンだ。駆動力を最大限に高めたという新開発の45ミリ径ドライバーを搭載し、ハウジング内は音響効果を考えた2層構造と3つのベントを持つ独自構造。それをメタルハウジングでカバーした。

ts_audiotechnica03.jpgts_audiotechnica08.jpg 「ATH-MSR7」装着例と数量限定の「ATH-MSR7 LTD」(右)

 再生周波数帯域は5〜4万Hzで、インピーダンスは35オーム。スマートフォン用のマイク付き4極プラグコードを含め、3種類のコードが付属する。価格はオープンで、実売想定価格は2万7000円前後。ガンメタリックとブラックの2色を11月14日に発売する。

 限定生産のリミテッドバージョン「ATH-MSR7 LTD」は、珍しいレッドとゴールドのカラーバリエーションだ。実売想定価格は1000円高い2万8000円前後となる。

 このほか、既発売のカナル型イヤフォン「ATH-CKR9/CKR7」にも同じ配色のカラーバリエーションが限定生産される。実売想定価格はそれぞれ3万円前後と1万3000円前後で、どちらも11月4日に発売予定だ。

ウッドハウジングの「ATH-W1000Z」「ATH-ESW9LTD」

 「ATH-W1000Z」は、「ATH-1000X」のリニューアルモデル。ハウジング部が従来のブラックチェリーから天然チーク材の無垢削りだしに変わった。ドライバー径は53ミリと従来機と変わらないが、振動板は新設計。OFC7Nボビン巻きボイスコイルをおごり、装着感も向上させる3Dウイングサポートなどを備えている。再生周波数帯域は5〜4万2000Hzで、インピーダンスは43オーム。11月21日発売予定で、実売想定価格は6万5000円前後となる。

ts_audiotechnica04.jpgts_audiotechnica22.jpg 「ATH-W1000Z」(左)と「ATH-ESW9LTD」(右)

 「ATH-ESW9LTD」は、ウッドハウジングのポータブルヘッドフォン。同じくチーク天然木の無垢削りだしハウジングを備えた。ボイスコイルは従来機のOFC 4Nから6Nへのグレードアップするなど、随所に手を加えた。再生周波数帯域は5〜4万Hzで、インピーダンスは46オーム。11月21日発売予定で、店頭では4万円前後になる見込みだ。

USB-DAC内蔵のポタアン「AT-PHA100」

ts_audiotechnica09.jpgts_audiotechnica10.jpg 「AT-PHA100」

 「AT-PHA100」は、ハイレゾ対応USB-DACを内蔵したポータブルヘッドフォンアンプ。DACチップにESSの「ES9018K2M」を搭載し、384kHz/32bitまでのPCM音源と5.6MHzまでのDSD再生が可能だ(2.8MHzはASIO、DoP対応、5.6MHzはDoPのみ対応)。

 プリ段は新日本無線の新オペアンプ「MUSE 8832」を業界初採用。パワー段には独自設計のディスクリート回路を搭載し、低域から高域までの解像度をさらに高めた。バッテリーは3500mAhのリチウムポリマー充電池。デジタル接続の場合で約6時間、アナログ入力なら約14時間の連続駆動が可能だ。

 アルミニウムを全面に採用した本体は、77(幅)×116(奥行き)×27(高さ)ミリ。重量は約240グラム。1メートルのUSBケーブルに加え、10センチオーディオケーブル、ラバーマット、ラバーバンド(2つ)などが付属する。11月14日発売予定で、実売想定価格は6万5000円前後。

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