「ATH-DN1000USB」は、Trigence SemiconductorのライセンスによりDnote技術を採用したフルデジタルヘッドフォンだ。USBケーブルでPCと接続して利用するスタイルで、アナログ変換によるロスのない伝送および振動板の駆動が可能になる。同様のヘッドフォンはクラリオンも開発しているが、11月21日発売予定のオーディオテクニカが製品としては世界初になるはずだ。実売想定価格は6万円前後。
「ATH-WS99BT」は、AAC/apt-Xコーデックもサポートしたワイヤレスヘッドセット。53ミリ径のドライバーを搭載し、重低音再生が可能だという。11月21日発売予定。実売想定価格は3万円前後。
「ATH-CKS77XBT」と「ATH-CKS55XBT」は、ネックスタイルのワイヤレスヘッドセットだ。上位モデルの「ATH-CKS77XBT」は強い磁力のドライバーとアルミニウム採用のエクストラチャンバーメカニズムを搭載し、AAC/apt-Xにも対応する。どちらも11月21日発売で、実売想定価格は77XBTが1万5000円前後、55XBTが9000円前後。
「ATH-SPORT4」は、IPX5等級の防水性能を持つスポーツ用ワイヤレスヘッドセット。タッチノイズを軽減するウェーブコードや外部音を聞き取りやすいイヤーピースを備えている。12月12日発売予定で、実売想定価格は1万3000円前後になる見込み。
「AT-PHA50BT」は、Bluetoothレシーバーにヘッドフォンアンプを追加したアイテムだ。AAC/apt-X対応で、アンプ出力は各チャンネル50ミリワット。ロータリー式のボリュームや有機ELディスプレイを搭載するなど、従来のBluetoothレシーバーとは一線を画す音質重視モデルに仕上げた。サイズは69(高さ)×39.6(幅)×10.3(厚さ)ミリ、重量は約29グラム。内蔵バッテリーで連続約8時間の再生が可能だ。11月14日発売予定で、想定価格は1万3000円前後。
先日リリースした「ATH-PRO5MK3」も発表会に登場。新設計の44ミリ径ドライバーを搭載したDJヘッドフォンで、もちろん180度反転するモニター機構を搭載。片耳モニタリングが可能だ。実売価格は8000円前後の見込みで、10月17日に発売される。
「ATH-CKB70」と「ATH-CKB50」は、フルレンジのバランスド・アーマチュア型ドライバー1基を搭載したカナル型イヤフォン。CKB70は大型のBAユニットを搭載し、高域減衰を抑えながら音の伝搬効率を向上する「アコースティック・ホーン」という機構を備えている。インピーダンスはCKB70が51オーム、CKB50は65オーム。11月14日発売予定で、実売価格はCKB70が8000円前後、CKB50は4000円前後。
「AHT-UN1」は、スクエア型ハウジングに東レの「ウルトラスエード」をあしらったデザインヘッドフォン。細身のフレームで重量を約58グラムに抑えた。ブラック、ゴールド、ネイビーの3色を11月14日に発売する。実売価格は9000円前後。
既に発表されているイヤーマフ搭載ヘッドフォン「ATH-FW55」も展示された。ほかのモデルに先立ち、10月17日に発売予定。実売価格は5000円前後だ。
PCゲームなどに便利なヘッドセットも2機種ラインアップした。密閉型の「ATH-PG1」はアクションゲームに最適なチューニング。一方、開放型の「ATH-PDG1」は、フィールドゲームに最適なチューニングを施したという。実売想定価格はどちらも2万円前後で、11月14日に発売する。
アナログカートリッジは、MC型の「AT33Sa」(定価11万2500円)、VM型の「AT440MLb」(定価3万2000円)および「AT120Eb」(定価2万3000円)を新たに発表した。いずれも11月14日に発売する予定だ。
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