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4Kテレビ、50V型以上の金額構成比で初めて50%を超える――GfK Japan調査

» 2014年11月12日 23時41分 公開
[ITmedia]

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK Japan)は11月12日、家電量販店における4Kテレビの販売動向を発表した。これによると、2014年11月第2週は、50インチ以上の薄型テレビ販売における金額構成比で4Kテレビが初めて50%を超えたという。

 4Kテレビは2013年以降、メーカー各社が50V型以上を中心に製品展開を開始し、2014年に入ると40V型を投入するメーカーも出てくるなどモデルラインアップを拡充させている。販売モデル数は2013年の13モデルから2014年11月時点の45モデルと3.5倍に増えた。


 家電量販店の店頭でも高単価製品である4Kテレビを前面に押し出しているケースが多く、こうしたメーカー、量販店の訴求の結果、2014年11月第2週(11月3日〜9日)における4Kテレビの販売金額構成比は24%となった。とくに50V型以上の薄型テレビでは51%と初めて50%を突破。また販売数量では、薄型テレビ全体に対しては6%に過ぎないが、50V型以上では34%と大幅に増えている。

 なお、GfKが7月に実施した消費者調査によると、過去半年以内に4Kテレビを購入した消費者のうち、事前検討をせずに購入したと回答した割合は24%だったという。「4Kテレビの高精細な画質にひかれ、その場で購入を決断した消費者も少なくないと想定される」(同社)。

テレビ購入意向者における4Kテレビの認知状況

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