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» 2014年12月08日 18時24分 UPDATE

iPhoneに“ちょい足し”:ハイレゾも楽しめる特選・お手軽ポタアン(1)――デザインや質感にもこだわったディーフ「DDA-LA20RC」 (1/2)

今回はiPhoneのLightning端子に直結して使えるUSB-DAC内蔵ポタアン3機種を集めた。トップバッターは、Deff(ディーフ)が発売する、円形のデザインが特徴的な「DDA-LA20RC」だ。

[山本敦,ITmedia]

 一般的にスマートフォンのヘッドフォン端子に、ヘッドフォンやイヤフォンをつないで音楽を聴く場合には十分な音量が得られないことが多い。例えば電車に乗りながら、あるいは街を歩きながら音楽を聴いているときにもより快適に音楽を楽しむために、スマートフォンとUSB接続ができるDAC内蔵型のポータブルヘッドフォンアンプを使うのがおすすめだ。とくにスリムで軽量なスマートフォンと一緒に持ち歩くのであれば、アンプもできるだけコンパクトで簡単に使えるものが良い。そこで今回は、iPhoneやAndroidスマートフォンと一緒に軽快に持ち運べて、しかもハイレゾ再生にも使える便利な“お手軽ポタアン”の中からおすすめの製品を紹介していこう。

ts_df08.jpg iPhoneの場合、96kHz/24bitなどのハイレゾ音源を本体ヘッドフォン端子から出力することはできない。外部DACを接続し、オンキヨー「HF Player」(写真)など対応アプリを使用する

 スマートフォンでハイレゾを楽しむためには、まずスマートフォン側がUSB経由のハイレゾ出力に対応していて、ポタアンの側にもハイレゾ対応のDACが内蔵されている必要がある。iPhoneなどiOS製品の場合、ヘッドフォン端子からのハイレゾ出力には対応していない。USB-DACへの出力についてはiOS7以降から対応し、またLightning端子搭載機器の場合は「Lightning-USBカメラアダプター」を介することで、一部のUSB-DACでハイレゾ再生が楽しめる方法が非公式な手段だが存在する。この場合もiOS機器にプリインされている「ミュージック」アプリではハイレゾ音源が再生できないので、別途「HF Player」や「FLAC Player」などのハイレゾ対応のプレーヤーアプリが必要だ。なお、今回はカメラアダプターなしでLightning端子に直結して使えるUSB-DAC内蔵ポタアン3機種を集めている。

 Androidスマートフォンにも昨年末からヘッドフォン端子からのハイレゾ再生に対応する機種が増えてきた。一方でUSB-DACへのハイレゾ出力を正式にサポートしている製品はソニーの「Xperia Z3」「Xperia Z3 Compact」やサムスンの「GALAXY Note Edge」など一部機種に限られている。ハイレゾ再生に限らずDAC内蔵ポタアンとのUSBデジタル接続そのものについても、ポタアンを購入する前に自分のスマートフォンが対応しているかメーカーの動作検証結果などを確認しておきたい。

デザインにもこだわったポケットサイズのポタアン

ts_df01.jpg DEFF「DDA-LA20RC」

 ではトップバッターとして、Deff(ディーフ)が発売する、円形のデザインが特徴的なポケットサイズのポタアン「DDA-LA20RC」をご紹介しよう。直販サイトでの販売価格は1万5800円(税込)。

 内蔵DACは最大96kHz/24bitまでのPCM系ハイレゾ音源の再生をサポート。iOS機器は付属のLightning-microUSBケーブルで直結して、「HF Player」などハイレゾ対応のプレーヤーアプリでハイレゾ再生が楽しめる。音づくりは安室奈美恵やEXILEなど有名アーティストの作品をプロデュース・作曲・アレンジ、リミックスまで幅広く手がけるサウンドコーディネーターの山木隆一郎氏がプロデュースしている。

ts_df04.jpg 本体のヘッドフォン端子

ts_df05.jpg ソースの入力はmicroUSB端子から

 先行発売されたAndroid版の「DDA-A20RC」がベースになっているので、1台でAndroidスマホによるハイレゾ再生が楽しめるのも特徴。Androidの場合もパッケージに同梱(どうこん)されるUSB OTGケーブルで直結して、スマホにインストールしたハイレゾ対応プレーヤーアプリで手軽にハイレゾ再生環境が整う。同社のサイトには最新の対応機器リストが公開されているのでこちらも参考にしてほしい。

ts_df03.jpg Lightning-USBケーブルと、microUSBタイプのUSB OTGケーブルが付属する

 ボディはアルミニウム合金を加圧して成形した鍛造製法で象ってから、さらにCNC切削加工で細部を仕上げる手の込みよう。コンパクトながら、手に取ると程よい重さと手応えを感じる。中央は円形の十字ボタンと配置して、センターボタンにはさらにスピン加工も施した。

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