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スマホで家電を操作する学習リモコンユニット、ラトック「REX-BTIREX1」橘十徳の「自腹ですがなにか?」(1/2 ページ)

» 2015年02月27日 17時42分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 テレビやHDDレコーダー、エアコンなど、われわれの身の周りにある家電製品。これらに欠かせないのが、さまざまな操作を行うためのリモコンだ。今回紹介するラトックシステムの「REX-BTIREX1」は、これらのリモコンをiPhoneやAndroidスマートフォンなどの端末から操作可能にするユニットである。

ラトックシステムの「REX-BTIREX1」

 REX-BTIREX1を使うことにより、専用アプリをインストールしたiPhoneやAndroidスマートフォンがテレビやエアコンの学習リモコンとなる。あらかじめ主要メーカーのリモコン信号が記憶されているため手間はかからず、またプリセットデータにない家電製品やメーカーの場合でも手動で学習させることができる。

 対応機種はiOS6.0以降を搭載したiPhone(6/6 Plus/5s/5c/5/4s)およびiPad(第4/3世代)、iPad Air、iPad mini、iPod touch(第5世代)、Android(4.0以降)で、Bluetooth(Ver4.0+LE、Ver3.0 Class2)に対応している必要がある。

 amazonでの販売価格は6980円。市販の多機能リモコンに比べると少々割高だが、いつも身に付けているスマートフォンをリモコンにできるという付加価値を考えると、まあ納得できそうだ。

パッケージ

4つのインジケーターを搭載

 「REX-BTIREX1」は130×110×45ミリ、重量約30グラムの手のひらサイズで、電源は付属のUSBケーブルとUSB-ACアダプターを利用する。USBアダプターもかなり小型・軽量でじゃまにならない。このほか、接地面を傷付けないためのゴム足も付属しており、自由な位置にはり付けることができる。

コンパクトな本体

USBケーブルとUSB ACアダプターが付属(左)。本体のUSBポート(右)

 Bluetoothの通信可能距離は最大10メートルで、赤外線の有効距離は最大8メートル。赤外線の有効範囲は水平方向が最大360度で、垂直方向が最大180度とかなり広い。例えばテレビとエアコンがユニットを挟んで対面に設置してあっても、見通しのいい場所に設置しておけばどちらにも信号を送信できる。

 本体には電源ボタンは搭載されておらず、ACアダプターをコンセントに挿すと電源が入る。本体のLEDインジケーターは電源LED(青色)のほか、信号の学習モード時に点灯する学習LED(赤色)と、タイマー予約時に点灯する予約LED(赤色)、Bluetooth接続時に点灯するLINK LED(青色)の4つが搭載されている。

USBケーブルを接続すると電源LEDが点灯する

 専用アプリ「学習リモコン」はApp StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできる。使用にあたってはペアリングが必要で、Androidの場合はBluetoothの設定画面にてパスコードを入力する必要がある。

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