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» 2015年07月23日 21時08分 UPDATE

洗濯槽を傾けて“いいところ取り”――カラフルな洗濯機「スラッシュ」の狙い (1/2)

ハイアール アジアがAQUAブランドの洗濯機「スラッシュ」と「ツインウォッシュ」の説明会を開催。「スラッシュ」の傾斜したドラム、「ツインウォッシュ」に透明なフタを採用した狙いを紹介した。

[滝田勝紀,ITmedia]

 ハイアール アジアは7月23日、埼玉県熊谷市にある「ハイアールアジアR&Dセンター」で、AQUAブランドの縦型全自動洗濯機「スラッシュ」(AQW-GT800)および全自動洗濯乾燥機「ツインウォッシュ」シリーズ3機種の説明会を行った。

ts_haier03.jpg 埼玉県熊谷市にある「ハイアールアジアR&Dセンター」

ts_haier01.jpg 縦型全自動洗濯機「スラッシュ」(AQW-GT800)は洗濯容量8キログラム。パッションレッド、オーシャンブルー、プレミアムゴールドの3色を用意する。他の洗濯機では類を見ないカラーバリエーションだ

 AQUAブランドの縦型全自動洗濯機「スラッシュ」は、「洗濯物を元のまま、つまり新品のような状態をキープしたい」という層に向けて開発した洗濯機。縦型ながらドラム式の布が傷みにくく節水という特長を備え、かつ縦型洗濯機ならではの泥汚れもしっかり落とせる洗浄能力と省スペース性を融合した“いいとこ取り”な洗濯機という。

 大きな特徴は、洗濯槽を手前に傾けることで、底まで見やすい「スラッシュ・ドラム」を採用したこと。衣類はもちろん、毛布などの大物衣類も出し入れがしやすくなった。スラッシュ・ドラム専用に開発されたパルセーター(水流を起こす羽根)「スラッシュ・ウィング」を装備することで、衣類を持ち上げて洗い、布がらみや洗いムラを抑えて、きれいに洗い上げるという。

ts_haier13.jpg 専用パルセーター「スラッシュ・ウィング」。洗いムラが30%ほど低減したうえ、洗浄力は16%向上、消費電力は9%低減したという

 構造面で通常の縦型洗濯機ともっとも違う点は、洗濯槽を支える“吊り棒”の位置だ。前方は通常の縦型洗濯機のドラム同様、底の部分を吊り棒で支える一方、後方部分には短い吊り棒を採用。高めの位置で支えることで、ドラム自体を斜めに設置した。これにより振動を低減するとともに、背の低い人でも上から見やすく、手を入れた時に奥の洗濯物を取り出しやすくなっている。

ts_haier04.jpgts_haier05.jpg 真横から見たカットモデル。吊り棒が前後高さが違うことが分かる

ts_haier06.jpgts_haier07.jpg ふたを閉めるとボタンが2つしかなくシンプルな印象。コース変更など、細かな設定はふたを開けて行う

 一口に標準コースといっても、「世代や家族構成などにより重視したいポイントは異なる」ため、3種類の標準コースを用意しているのも大きな特長だ。おしゃれ着やネット洗い推奨の衣類を多く洗濯する家庭におすすめの「やさしく」コース、1日に何度も洗濯機を回す大家族に適した「節水」コース、洗浄性重視の「洗浄」コースが用意されている。

 糸くずなどが洗濯した衣類に付着することを防ぐ「衣類おそうじ」機能も大きな特徴だ。水流に合わせ、糸くずを捕らえる捕獲口が大きく左右に可動する「スイングキャッチ・フィルター」により可能となったもので、うっかり衣類のポケットに入れたまま洗濯してしまったティッシュなどもしっかりとキャッチしてくれる。天候や衣類に合わせて脱水力を調整できる「脱水仕上り」も便利だ。

ts_haier08.jpg 「スイングキャッチ・フィルター」は水流の流れに合わせて可動するため、糸くずやうっかり洗濯してしまったティッシュなども9割以上を捕集し、衣類にはほとんど着かない

ts_haier09.jpg 左は従来モデルで洗ったもの、右がスイングキャッチ・フィルター採用の本機で洗ったもの

ts_haier10.jpg 操作部を洗濯槽の横に配置したため、入り口の前方部は広々としたスペースが生まれた

 AQW-GT800のサイズは590(幅)×674(奥行き)×1040(高さ)ミリ、重量は約41キログラム。洗濯容量は8キログラム。本体カラーはパッションレッド、オーシャンブルー、プレミアムゴールドの3色展開となっている。

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