では実際にsMedio DTCP Moveを導入してみよう。
sMedio DTCP Moveは他のアプリケーション同様、App Centralからインストールする。App Central>カテゴリ>メディア サーバーの下にあるので、あとはインストールをクリックし、画面の指示に従えばよい。
インストールが完了すると、ADMのデスクトップにsMedio DTCP Moveのアイコンが追加される。クリックすると新たにタブが開き、sMedio DTCP Moveの起動画面が表示される。
設定画面で「DMSを有効にする」を選択し、「ON」にすればDMS(Digital Media Server)機能が利用可能になる。sMedio DCTP Move自身には録画機能がないため、コンテンツを用意するには他のDTCP-IP対応の地デジレコーダーから録画番組データをムーブして利用することになる。
その際のコンテンツを保存するムーブ先フォルダを変更することも可能だが、初期状態の「/share/Public/sMedioDTCPServer/Download」のままでもかまわない。もちろん、運用上の理由で他のフォルダに変更してもよい。
sMedio DTCP Moveが利用できるようになったところで、実際に地デジレコーダーから録画済み番組をムーブしてみよう。
今回はDTCP-IP対応の録画機器としてnasne(ナスネ)を使用した。nasneはPS3用の地デジ放送録画用周辺機器torne(トルネ)の後継機として登場したPS3/PS4用の周辺機器だが、実際はチューナ・キャプチャ機能を搭載したネットワーク接続HDDレコーダーだ。DTCP-IP対応のメディアサーバでもあり、PS3/PS4はインタフェースおよびメディアプレーヤーとして動作する。
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