「見たら消す！」「消さない！」戦争に終止符――sMedio DTCP MoveでNASを地デジ番組ライブラリに：ASUSTOR NAS活用（3/4 ページ）

[瓜生聖，ITmedia]

nasne → ASUSTOR NASにムーブ

　nasneからASUSTOR NASに録画番組をムーブするには、sMedio DTCP Move側から操作を行う。sMedio DTCP Moveの管理画面から「コンテンツのムーブ」を選択するとnasneが検出されるので、ムーブしたいファイルを選択してダウンロードアイコンをクリックすればムーブが始まる。

　ムーブしたファイルは「ムーブ済みコンテンツの管理」で一覧することができる。

「コンテンツのムーブ」画面でnasne上のムーブしたいコンテンツを選択

コンテンツ右下のダウンロードアイコンか、「選択したコンテンツをダウンロード」をクリック

「実行中」をクリックするとダウンロード進行状況が表示される。この画面からキャンセル、ダウンロードの再試行が可能

「ムーブ済みコンテンツの管理」からはムーブ済みコンテンツの削除ができる

ASUSTOR NASをDTCP-IP対応メディアサーバとして利用

　ASUSTOR NASにムーブされた動画はDTCP-IP対応のメディアプレーヤーで再生することができる。ここではPS3のメディアプレーヤーで再生してみる。

　前準備としてPS3を起動し、設定＞ネットワーク設定＞メディアサーバ接続を有効にしてDLNA対応メディアサーバへの接続を有効にする。するとビデオのところにASUSTOR NASがsMedio DTCP Moveのアイコンで表示されるようになる。

設定＞ネットワーク設定＞メディアサーバー接続を有効に

ASUSTOR NASのsMedio DTCP Moveが検出される

フォルダからコンテンツを選択すれば再生可能。実際のコンテンツはASUSTOR NAS上にあり、DTCP-IPで暗号化された状態で転送されている