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もう電車で寝過ごすのは嫌だ! キングジム「めざましイヤホン」を試す橘十徳の「自腹ですがなにか?」(1/2 ページ)

» 2016年05月23日 14時09分 公開
[橘十徳ITmedia]
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 飲み会の帰りに電車に乗って熟睡し、降車駅を寝過ごしてしまったことが何度かあるが、あれはかなりダメージが大きい。逆方向の電車が終了していて、戻ることも叶わないときなどは絶望感が倍増だ。

 このような失敗を防ぐため、スマホアプリでも乗り過ごしアラームを備えたアプリがいくつも存在するが、今回紹介するキングジムの「めざましイヤホン」は、スマホアプリとはひと味違う。アプリのように音を出したり、スマホを振動させたりするのではなく、耳の中にあるイヤフォンが振動するというユニークな商品だ。

キングジムの「めざましイヤホン」

 入力端子を備えているため、普通のイヤフォンとしても使えるので、スマートフォンに接続すれば音楽を聴けるし、アラームが鳴る寝過ごし防止アプリと組み合わせることも可能だ。

 たまに深酒して乗り過ごしてしまう筆者としては、この製品は見逃せない魅力的な製品で、すぐに購入を決めた。価格は希望小売価格が6480円(税込)で、実売はAmazon.co.jpで5826円だった。終電で1回乗り過ごせば、タクシーを使ったり、どこかで夜を明かしたりしなければならない。このグッズを使うことでそれを防げるのであれば、十分に元が取れるだろう。

ケーブルをすっきり収納

 届いた「めざましイヤホン」を見ると、思っていたよりも大きかった。 サイズは106(幅)×30(奥行)×20(厚さ)mmと、奥行きと厚さはともかく幅が10cm以上もある。本体の重量は約50gで、電池は単四形のアルカリ乾電池またはニッケル水素電池1本を使用する。

本体には小型液晶ディスプレイを搭載

 本体につながっているイヤフォンはケーブル長が約1.1m(Y型)で、イヤフォンのドライバーはダイナミック型。イヤーピースはXS、S、M、Lの4種類が付属する。ハウジングが大きめだが、これは振動させるためのモーターが内蔵されているからだ。ただ、大きめとはいってもけっして不自然なほどの大きさではない。周りから見て違いは分からないだろう。

イヤフォン部分は、ちょっとチープな印象
付属のイヤーピースはXS/S/M/Lの4種類

 本体には小さなTNモノクロ液晶ディスプレイが搭載されており、ここに時刻などが表示される。ボタンは、時間/時刻設定用の「10minボタン」と「1minボタン」、それに「Alarm/Timerボタン」「Setボタン」の4つだ。

 本体にはストラップを取り付ける穴があるほか、イヤフォンケーブルを固定するための凹みが設けられており、持ち運ぶ際には本体の外周にケーブルを巻き付けてコンパクトに収納できる。また、ステレオミニプラグを挿せる外部入力端子もあり、付属のケーブル(50cm)で携帯用音楽プレーヤーやスマートフォンと接続して音楽を聴くことができる。

本体にケーブルを巻き付け、コンパクトに収納できる
付属の接続用ケーブル。3.5mmミニプラグのため、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどと接続できる
3.5mmのアナログ外部入力端子
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