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写真で見る「EOS M6/9000D/Kiss X9i」 小型化した新標準ズームレンズも

» 2017年02月16日 06時00分 公開
[井上輝一ITmedia]

 キヤノンは2月15日、デジタルカメラ新製品発表会で「EOS M6」「EOS 9000D」「EOS Kiss X9i」「PowerShot G9 X Mark II」「PowerShot SX430 IS」「IXY 210」「IXY 200」を発表した。その発表会とタッチアンドトライの様子を写真でお届けする。

ミラーレス一眼カメラ「EOS M6」
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デジタル一眼レフカメラ「EOS 9000D」
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デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X9i」
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コンパクトデジタルカメラ「PowerShot G9 X Mark II」
EOS M6を手に持ってみるとコンパクトであることが分かる
EOS 9000Dの上面にある液晶にはBluetoothやWi-Fiのマークが
EOS 9000Dはグリップ部が深い

レンズ交換式カメラ3機種ともデュアルピクセルCMOS AFを搭載

 今回発表されたレンズ交換式カメラである「EOS M6」「EOS 9000D」「EOS Kiss X9i」の3機種はいずれもデュアルピクセルCMOS AFを搭載する。

エントリーモデルまでデュアルピクセルCMOS AFを展開

 デュアルピクセルCMOS AFは2013年に発売した「EOS 70D」から搭載されており、撮像素子上の1つ1つの画素が位相差AF用のセンサー構造となっているためにライブビューや動画撮影時に素早い合焦を実現する。

(関連記事:「EOS 70D」の「デュアルピクセルCMOS AF」を理解し、試す

Wi-FiとBluetoothで簡単にスマホと写真共有

 レンズ交換式カメラ3機種に加え、コンパクトデジタルカメラの「PowerShot G9 X Mark II」の計4機種が今回Wi-FiとBluetoothによるスマートフォンとの無線接続に対応する。

今回発表された4機種が無線接続に対応する

 Bluetoothからレリーズを制御できるBluetooth接続リモコン「BR-E1」も今回発表されたが、使用できるのは一眼レフ機であるEOS 9000DとEOS Kiss X9iのみとなる。

Bluetooth接続リモコンはEOS 9000DとEOS Kiss X9iのみの対応

小型化した標準ズームレンズ

 新レンズ「EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM」は従来機種「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」に比べ、同等の光学性能を維持しながら全長を約18%短縮した。ただし、光学設計は変更されており、広角端はF3.5からF4とやや暗くなった。

従来機種では全長が75.2mmであったが、新レンズでは61.8mmに抑えた

 また、ズームリングやピントリングを回した時の感触も改善。従来機種では軽くスコスコと回ってしまっていたが、新レンズでは回すのにやや力が要るようになり、動画撮影時などにズームリングが回り過ぎてしまう問題を改善した。

新旧レンズ(左側が新レンズ)を見るとかなりサイズ感が違うことが分かる

各機種のUSB端子の形は

 それぞれの機種のUSB端子を見てみたところ、EOS M6とPowerShot G9 X Mark IIはmicroUSB端子、EOS 9000DとEOS Kiss X9iはminiUSB端子となっていた。なお、USB充電が可能なのはPowerShot G9 X Mark IIのみでその他はデータ転送のみの用途となる。

EOS 9000DとEOS Kiss X9iのUSB端子はminiUSB
EOS M6はmicroUSBだがUSB充電はできない
PowerShot G9 X Mark IIはmicroUSBでUSB充電もできる

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