キヤノンは2月15日、デジタルカメラ新製品発表会で「EOS M6」「EOS 9000D」「EOS Kiss X9i」「PowerShot G9 X Mark II」「PowerShot SX430 IS」「IXY 210」「IXY 200」を発表した。その発表会とタッチアンドトライの様子を写真でお届けする。
今回発表されたレンズ交換式カメラである「EOS M6」「EOS 9000D」「EOS Kiss X9i」の3機種はいずれもデュアルピクセルCMOS AFを搭載する。
デュアルピクセルCMOS AFは2013年に発売した「EOS 70D」から搭載されており、撮像素子上の1つ1つの画素が位相差AF用のセンサー構造となっているためにライブビューや動画撮影時に素早い合焦を実現する。
(関連記事:「EOS 70D」の「デュアルピクセルCMOS AF」を理解し、試す)
レンズ交換式カメラ3機種に加え、コンパクトデジタルカメラの「PowerShot G9 X Mark II」の計4機種が今回Wi-FiとBluetoothによるスマートフォンとの無線接続に対応する。
Bluetoothからレリーズを制御できるBluetooth接続リモコン「BR-E1」も今回発表されたが、使用できるのは一眼レフ機であるEOS 9000DとEOS Kiss X9iのみとなる。
新レンズ「EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM」は従来機種「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」に比べ、同等の光学性能を維持しながら全長を約18%短縮した。ただし、光学設計は変更されており、広角端はF3.5からF4とやや暗くなった。
また、ズームリングやピントリングを回した時の感触も改善。従来機種では軽くスコスコと回ってしまっていたが、新レンズでは回すのにやや力が要るようになり、動画撮影時などにズームリングが回り過ぎてしまう問題を改善した。
それぞれの機種のUSB端子を見てみたところ、EOS M6とPowerShot G9 X Mark IIはmicroUSB端子、EOS 9000DとEOS Kiss X9iはminiUSB端子となっていた。なお、USB充電が可能なのはPowerShot G9 X Mark IIのみでその他はデータ転送のみの用途となる。
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