重低音が足りない? よろしい、ならば「クラッシャー ワイヤレス」だ(1/2 ページ)
正直「Skullcandy」(スカルキャンディ)ブランドのヘッドフォンはイロモノだと思っていました。今でもイロモノだと思ってますし、同じように捉えている人は多いはず。なにしろ、ある会社の製品担当者と会ったとき、「弊社製品はイロモノだと思われているかもしれませんが……」と切り出したのですから、まちがいありません。
そもそも製品名がおかしいです。「Crusher」(クラッシャー)ですよ。頭に装着するヘッドフォンの名前が「破砕機」(直訳)って怖すぎるじゃないですか。ドクロマーク付いてるし、色も妙に派手だし、装着してみたら耳の周りで何かが激しく蠢(うごめ)いているし……これ、なんてホラー?
そう、クラッシャーという名前は、イヤーパッド自体が揺れて頭に振動を伝える珍しい機構に由来しています。大きなマグネットを持ち、入力された音声信号の低域のみ(55Hz以下)に反応して激しく揺れる、音よりも振動に特化したスピーカー「クラッシャーユニット」。それがハウジングの中に仕込まれています。
左ハウジングの側面――手を伸ばしたときの後ろ側にスライダーがあり、ここで重低音と振動の度合いを調節できます。一番大きくしたときは、まさに重低音マシマシ&振動ブルブル。逆に一番小さくすれば普通のヘッドフォンに毛が生えたレベルにまで落とせますので、普通に音楽を聴くことも可能です。
とはいえ、クラッシャーはやはり、ドコドコと迫り来る重低音に身を任せてタテノリで楽しむのが正しい使い方でしょう。普通のヘッドフォンでは低音が足りない、体を震わせるような重低音を楽しみたいという人にはもってこい。ライブ会場のアリーナ席……というよりPA機器の前にいるような感覚を楽しめます。
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