連載
» 2017年04月27日 06時00分 UPDATE

滝田勝紀の「白物家電、スゴイ技術」:日本では売らないの? 未来的で面白いLGの白物家電 (1/2)

[滝田勝紀,ITmedia]

 4月中旬にLGエレクトロニクスの昌原(チャンウォン)工場を訪れた。昌原工場はLGエレクトロニクスのマザー工場であり、訪問目的は今回世界初のクローゼット型ホームクリーニング機「LG styler」の製造ラインを見るためだった。が、まさかの取材&撮影NG……。ただ、その工場に隣接する別の建物で、それ以上に面白いものを見ることができた。それはエキシビジョンホールにある、世界で売られているLGエレクトロニクスの白物家電群だ。

釜山にある昌原工場は、第1工場(冷蔵庫、クッキングアプライアンスを主に生産)と第2工場(洗濯機、乾燥機、LG styler、エアコンなどのリビングアプライアンス)に分けられる。研究と生産で合計約1万人が働く

 日本ではほとんど目にすることはないLGエレクトロニクスの白物家電だが、デザインが美しいだけでなく、機能性も驚くほど高いものが多い。実際に韓国国内だけでなく、北米や欧州で売れているものも数多くあるようだ。ここではそれらを一挙に見せてもらえたので、それぞれ順を追って紹介していきたい。

ショールームの家電について説明してくれたのが総務管理部のキム・ジヨンさん

扉の前に足を置くと自動で開く冷蔵庫

LG SIGNATURE 冷蔵庫「LUPXC2386N」

 「LUPXC2386N」は、傷がつきにくいテクスチャーで仕上げたフルステンレスボディーがシンプルで美しい冷蔵庫。「LG SIGNATURE」シリーズは、機能と美しいデザインを融合したプレミアムラインの名称。容量は1000Lオーバーと日本人にとってはかなり巨大な感じがするが、アメリカなどではでは4人家族向けの一般的サイズだ。

足を置くと扉が開く「Auto Open Door」機能

 冷蔵庫の足元にセンサーを設置し、足を置くだけで自動的に開く「Auto Open Door」機能を搭載。大皿などを持っていて、両手がふさがっている際などには便利な機能だ。

ガラスパネルが透明に変化する「InstaView Door-in-Door」

 また、「InstaView Door-in-Door」という機能も搭載。右側の扉を2回ノックをすると鏡面ガラスパネルが透明に変化。扉を開けなくても内側にある食材を確認できる。便利な上に無駄に冷気を逃さないため、節電にもつながる。

上下で洗い分けができる洗濯機

LG SIGNATURE 洗濯乾燥機「LUWM101HWA」

 「ツインウォッシュ」機能搭載の洗濯乾燥機。ツインウォッシュとは上段に大型ドラムを、下段に小型の縦型洗濯機を融合したようなもので、メインの大型ドラムではシャツやズボン、バスタオルなどを、サブの縦型洗濯機ではハンカチや靴下、下着などの小物を同時に洗うことができる。

洗濯槽が上下に2つ!

 上段のドラム上にはサークルLCDディスプレイを搭載し、グラフィカルなアイコンなどで、2つの洗濯機を同時にかつ直感的にコントロールできる。ユーザーがよく使う使用パターンをマイパターンとして記憶させることも可能だ。洗剤の自動投与機能は洗濯物の汚れのレベルを検出し、効果的に衣服をきれいにするのに必要なだけの洗剤の量を自動的に分配する。

サークルLCDディスプレイ

 さらに「SmartThinQ」技術が搭載されており、洗濯機をスマートフォンで遠隔操作したり、洗剤タンクを補充する必要がある時に通知を受けたり、特殊な洗濯メニューをダウンロードしたり、使用する水量や電気代など確認するといったことも可能だ。

未来感たっぷりな水で洗う空気清浄機

LG SIGNATURE 空気清浄機「AM501YWM1」

 スペーシーなデザインが特徴の大型空気清浄機。幅408mm、高さ725mmという大きさだが、これ1台で100m2以上の部屋の空気をキレイにできる。ウォーター・エンジンは、HEPAフィルターによって濾過されたキレイな空気に適度な湿度にするために、1時間に18Lの水を高速で噴霧して回転。キレイな空気だけでなく、快適な湿度の空気に仕上げる。

 水タンクは上から水を注げる仕様になっており使いやすい。また上部の一体型ファンなどはそのまま外せるので、掃除などもしやすくメンテナンスはストレスフリーだ。

 空気の汚れ具合は4色のライトで確認できるほか、PM1.0センサーが室内の浮遊粒子状物質(PM10以下)の量を検出。バケツ内の水は噴霧される前に紫外線によって滅菌される仕組みだ。加湿が停止すると、浄化された空気の流れによってフィルターが自動的に乾燥し、カビ菌などの繁殖を防ぐ。また、SmartThinQ技術が搭載されてスマホによる遠隔操作や管理も可能だ。

       1|2 次のページへ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia LifeStyle に「いいね!」しよう