pha でもこの考えは自分自身には当てはまるけど、万人に適用できるかどうかはよく分かりません。こんなにがんばることが大事だって価値観が浸透しているのは、しんどい思いをしてがんばることで世の中が支えられてる部分があるんでしょうね。逆にそういう人は「自分の楽しいことを好きなようにやりなさい」と言われても何をしていいか戸惑ったりする人なんだろうと思うので、そういう人はそのやり方で安定してるんだからそのままでいいし、僕は僕のやり方で生きるし、それも社会の多様性であり分業だと思います。
ちきりん もし面白くなれば、シェアハウスを大規模に経営するかもしれないということですか?
pha もし大規模な組織を動かすことやお金をたくさん稼ぐことに興味を覚えたならやるかもしれないですが、今のところはそんなに魅力を感じませんね。根本的に組織とかに興味がないですし。どこにも属さずに1人でフラフラしたり、仲の良い友達と会っておしゃべりしている方が楽しいですから。
→第9回へ続く。
関西出身。バブル最盛期に金融機関で働く。その後、米国の大学院への留学を経て現在は外資系企業に勤務。崩壊前のソビエト連邦などを含め、これまでに約50カ国を旅している。2005年春から“おちゃらけ社会派”と称してブログを開始。
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