決して正体を明かさない謎の社会派ブロガー・ちきりんさんと、プログラマーでありながら日本一のニートを目指しているphaさんの対談9回目。「1日のリズムは25時間」と語るphaさんは、一体どのような生活を送っているのだろうか。1日の典型的なスケジュールを聞いてみると、毎日1時間ずつズレた生活を送っていることが明らかになった。
→5W1Hに忠実な新聞よりも、グチャグチャな「圧縮新聞」の方が面白い理由(1)
→このボクが、“日本一のニート”を目指すことができたワケ (2)
→そんじゃー“日本二のニート”になるっ! ちきりんのシナリオ(3)
→オルタナティブな生き方が、社会の中で大きくならない理由(6)
→もっと気軽に出入りできたらいいのに、“働かない”という世界に(7)
→なぜ人はガンバリ続けるのか “努力教”は人を苦しめる論理(8)
31歳。大阪府大阪市出身、現在は東京都内に在住。京都大学を24歳で卒業し、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳のときにインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社を辞める。今は毎日ふらふらしながら「日本一のニート」を目指している。
独学で覚えたプログラミングを用いてネットに数々のWebサービスを公開。また、プログラマなどが集まったシェアハウスである「ギークハウスプロジェクト」を運営している。
ちきりん phaさんにとって、究極に楽しいことって何ですか?
pha 何だろうな……面白いWebサービスのアイデアとかブログのエントリを思いついたときは楽しいです。ちきりんさんは何ですか?
ちきりん 私はおいしいご飯を食べているときが最高。もう1つは韓国ドラマを見ているとき(笑)。韓国ドラマを含め、私は空想・妄想の世界がものすごく好きなんです。日本のドラマと違って、韓国ドラマの設定はとても嘘くさい。だから好き。
あともし宝くじで3億円が当たったら「自分はどのように使うか」ということをエクセルで1時間くらいかけてあれこれ作っていろいろ悩むのも好きです(笑)。
pha ハハハ。
ちきりん 実はいろんなオプションをタブで分けて作っているんです。あちこちに別荘を買う案、慈善事業を始める案、堅実に使って一生もたせる案、とかね。そのほかの妄想では、海外旅行に行ったとき「アラブの富豪の第8夫人にどうですか?」と誘われたら、行くかどうか……など。ヘンテコリンな空想にふけっているときが楽しいですね。
pha 楽しいことの中に仕事は入ってこないんですか?
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