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ドコモ、「REGZA Phone T-01D」の不具合を解消するソフトウェア更新を開始
音声通話やパケット通信できない不具合のため、販売が一時停止されていた「REGZA Phone T-01D」の更新ソフトが11月28日から提供された。
NTTドコモは11月28日、富士通製「REGZA Phone T-01D」のソフトウェア更新を開始した。T-01Dは11月18日に販売を開始したが、音声通話とパケット通信ができない場合がある不具合が確認されたため、販売を一時停止していた。この不具合は、新しいソフトウェアに更新をすることで解消される。また、T-01Dは12月2日から販売が再開される。
新しいソフトウェアは自動でダウンロードされ、あらかじめ設定した時間(初期状態は午前2時〜4時)に書き換えられる。また、「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」から手動での更新も可能だ。ソフトウェア更新は3G回線でのみ行え、Wi-Fi接続中には更新できない。更新にかかる通信料は無料。
なお、今回の不具合は初回起動時とバッテリー残量が5%以下に低下した場合に発生するが、NTTドコモによると、パケット通信ができないのは「初回起動時」のみ。再起動をすればパケット通信はできるので、不具合の発生したT-01Dを所有しているユーザーは、再起動をすればソフトウェア更新が可能になる。ドコモショップで端末の預かり修理をしている場合、ソフトウェア更新を実施した上でユーザーに連絡をする。ただ、「11月28日に修理済みの端末をお渡しするのは難しい」(ドコモ)ため、早めにソフトウェア更新済みのT-01Dを使いたければ、ユーザーが端末を受け取って自分で更新することが望ましい。
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