量子鍵暗号技術を活用した世界初のVPN用装置、日商エレが国内販売
日商エレクトロニクスは3月2日、世界で初めて量子暗号鍵配信技術を活用したVPN暗号化装置の販売を始めると発表した。米MagiQ Technologiesが開発した「Navajo」(ナバホ)で、盗聴の有無が確実に分かるのが特徴。国防関連機関や金融分野など、高度なセキュリティが必要とされる分野に売り込む。
量子暗号は量子物理学に基づいた暗号技術。第三者が盗聴しようとすると内容が無意味になる上、盗聴されたことが必ず判明する究極の暗号として各国で研究が進められている。
暗号鍵は光子一つ一つに乗せるため、長距離通信が難しい点が課題だった。Navajoは距離120キロの光ファイバー通信が可能で、遠隔地間バックアップ用途にも使用可能という。量子暗号化は鍵配信に使い、データ自体の暗号化はAESなどを採用している。
価格は1台2000万円から4000万円。2006年度で20億円の売り上げを見込んでいる。
MagiQは1999年に設立。2003年2月の「DEMO 2003」で量子暗号の実用化システムを発表し、同年11月に製品化した。Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOが出資したことで知られる(関連記事を参照)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
くら寿司、「ちいかわ」コラボ中止 従業員による不正行為判明で
-
2
メルカリ、くら寿司ちいかわ騒動巡りコメント 出品削除・禁止の有無は
-
3
配布前の「ちいかわ」グッズがメルカリに? くら寿司コラボ第2弾、初日から“内部犯”の臆測呼ぶ 第1弾に続き
-
4
103年前の関東大震災、どこがどれだけ揺れた? 市区町村別の「詳細震度」マップがXで話題に
-
5
近くの“安いマック”が分かる「価格帯マップ」話題 スタバやコメダも対応 店舗の価格差、独自に調査
-
6
醸造元に無許可でコラボ? 神田明神納涼祭りで販売された「VTuber日本酒」が物議 企画者は「事実関係確認中」
-
7
東京23区で「徒歩10分以内」に駅がない地域はどこ? 駅空白地帯マップが話題
-
8
VTuberの名前を一発入力できる「VTuber変換辞書」で騒動 BOOTHで一時販売停止も復活 「当初の判断に誤り」
-
9
犬を飼うと認知症リスク48%減 東京に住む1万人以上を調査 国立環境研究所や東大など
-
10
くら寿司株が一時3.7%安 「ちいかわ」コラボ中止が要因か
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR