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» 2004年06月04日 20時08分 UPDATE

Windows採用アーケード基板の狙いは、業界の門戸開放

タイトーはWindowsベースのアーケードゲーム基板「Type X」で開発者の裾野を広げ、「いずれは業務用をやっていないメーカーも取り込んでいく」考え。

[ITmedia]

 アーケード業界の門戸を開く――。タイトーがWindowsベースのアーケードゲーム基板「Type X」を開発した背景には、こんな考えがあった。

 Type Xは、ゲームに不要な機能を除いた組み込み用Windows XPを採用。ユーザー層の広いWindowsベースにすることでゲーム開発に必要な垣根を下げ、アーケードゲーム開発者の裾野を広げる考えだ。

 アーケード業界では、ナムコの「System246」、セガの「NAOMI」といった独自アーキテクチャの基板が主流を占めている。これらの基板でゲームを開発するには、「1−2年の経験」に基づいた専門知識が必要だとタイトーは説明する。

 タイトーはType Xをアーケードゲームメーカー中心に売り込み、「いずれは業務用をやっていないメーカーも取り込んでいく」考えだ。企業名やジャンルは明かせないとしているが、現在、複数の企業に話を持ち掛けているもよう。Type X用タイトルが完成していない段階で発表に踏み切った背景にも、商談をスムーズに運ぶ狙いがあったという。

 「すぐに市場シェア100%を狙えるとは思っていないが、最終的には業界標準を目指す」。タイトーはType Xのライセンスを他社へ供与し、Type X基板の製造を促すとしている。

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