ITmedia NEWS >

企業ソースコード販売サイト、Usenetで活動再開

» 2004年07月21日 13時56分 公開
[IDG Japan]
IDG

 人気プログラムのソースコード販売をうたうオンライングループ「Source Code Club」が、7月17日に活動を再開した。

 オンラインディスカッショングループへの投書によると、Source Code Clubは活動の舞台をUsenetニュースグループに移した。興味のあるユーザーはUsenetで、Enterasys Networksの侵入検知システムソフト「Dragon」と、Roxio傘下のNapsterのP2Pサーバ/クライアントソフトを購入できるという。

 同グループのWebページには15日までに、「顧客が直面している不安」を理由に営業を停止したとのメッセージが掲載された(関連記事参照)。それに続く17日付の投稿ではUsenetを「公式な本拠」だと称し、「より適した場所」だとしている。購入希望者はメールを送るか、そのUsenetグループに投稿することで、クラブのメンバーと連絡を取れるという。

 同クラブは間もなく地下に潜り、一般向けのコード販売は中止するという。ただし、「われわれのスキルを証明する目的」で、DragonとNapsterのコード提供は続ける考えだ。

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.