米Cisco Systemsは9月13日、VoIPソフトウェアベンダーであるdynamicsoftを買収する計画を発表した。同社はSession Initiation Protocol (SIP) をベースにした音声、データ、マルチメディアサービスを提供している。買収金額は約5500万ドル。
Ciscoの上級副社長兼最高技術責任者のチャールズ・ジャンカーロ氏は「dynamicsoftのキャリアクラスのインフラストラクチャ製品とCiscoのソフトスイッチ機能を組み合わせることで、サービスプロバイダは迅速に、音声、ビデオ、メッセージング、プレゼンスなどのリアルタイム機能を使ったスケーラブルな『利用者活用型』IPコミュニケーションを開発・設置することができる」と述べている。
買収により、dynamicsoftの組織はCiscoの副社長兼音声テクノロジーグループ担当ジェネラルマネジャーであるドン・プロクター氏が統括する。dynamicsoftは1998年に設立され、現在は104人の従業員がいる。
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