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IBM製PCの廃プラ、オフィス家具に再利用

» 2004年11月08日 14時43分 公開
[ITmedia]

 日本アイ・ビー・エム(IBM)製PCから廃プラスチックを回収・再生し、岡村製作所がオフィス家具の樹脂部品素材として再利用する取り組みがこのほど始まった。

 第一弾として収納システムを商品化。順次、パーティションやデスクシステムなどに適用する。

 日本IBMは2001年から、リースから戻ってきたPCや社内利用が済んだPCのプラスチックを回収してボールペンやごみ箱などに再生し、社内で利用してきた。新たに、再生商品を社外向けにも販売することで、従来の3倍量のプラスチックがリサイクル可能になるという。

 岡村製作所は、従来からオフィス家具の樹脂部品に再生樹脂を採用してきた。これまで、複数の企業などから集めた廃プラスチックを利用していたが、日本IBMとの協力により供給量や品質を安定させ、効率的なリサイクルが可能になるという。

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