Verizon、67億ドルでMCIを買収
米地域通信会社Verizon Communicationsは2月14日、長距離通信会社MCI(旧WorldCom)を買収することで合意したと正式発表した。買収総額は67億ドル。計画は両社の取締役会で承認され、1年以内をメドに当局による承認を目指す。
今回の買収は両社の通信サービス強化につながると説明。財政基盤強化とともに、MCIのインターネットバックボーンネットワークのメンテナンス・向上強化を図る。さらに、ワイヤレスおよび高度なIPべースサービスを含む大企業向けサービスでもVerizonの競争力が高まるとしている。
MCI株主は、MCI株式1株につきVerizon株式0.4062株(計48億ドル相当)と現金1.5ドル(計4億8800万ドル)を受け取る。さらに、MCIから株主に1株当たり4.5ドルの特別配当(計14億6300万ドル)を支払い、買収総額は67億4600万ドルとなる。
Verizonのイワン・サイデンバーグ会長兼CEOは「当社は以前からMCIとの取引について評価を行っていたが、今回、両社にとって適正な金額で、MCIが勢いを増している時期に合意に達することができた」と述べている。
米国では先にSBC CommunicationsがAT&Tを160億ドルで買収する計画を発表するなど、通信業界の再編が加速している。こうした中、MCIをめぐっては、Qwestも買収に向けた交渉を行っていると報じられていた。
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