米Novellは4月11日、小売り業界専用のLinux新版「Novell Linux Point of Service 9」を発表した。エンタープライズ製品での経験を生かして小売り業界特有のニーズに対応した製品。
独自機能として、店内のサーバとPOS端末で同じクライアントイメージを利用できるデュアルイメージ機能を装備。総保有コストを抑えながら、既存の小売りアプリケーション多数に対応した最先端の信頼できるプラットフォームを導入できると説明している。
Point of Service 9はIBMとの関係に基づき、IBM Retail Environment for SUSE LINUXの次期バージョンで提供。また、Wincor Nixdorfとも新たなグローバル提携を結び、WincorのPOSシステムにも組み込まれる。
提供開始は4〜6月期中の予定で、Novellからの直販およびIBM、Wincor Nixdorfを通じて販売される。
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