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エルピーダ売上高2倍に 黒字転換果たす

» 2005年04月25日 18時44分 公開
[ITmedia]

 エルピーダメモリが4月25日発表した2005年3月期連結決算は、売上高が前期比206.1%増となる2070億2800万円となり、黒字化を果たした。サーバやデジタル家電向け高付加価値DRAMの売り上げが大幅に伸びた。

 営業利益は151億1600万円(前期は264億3900万円の赤字)、経常利益は106億8400万円(同254億6000万円の赤字)、純利益は82億1300万円(同268億6500万円の赤字)。営業キャッシュフローは前期比522億円増の210億円に改善した。

 生産能力の増強とコスト低減で営業利益が伸び、特に売上高の半分を占めるサーバやデジタル家電・携帯電話向け高付加価値DRAMが拡大。サーバ向けの売上高は前期比78.8%増の431億円、デジタル家電・携帯電話向けは同205.1%増の662億円となった。

 ただ、前期下半期からデジタル家電景気が失速し、DRAM価格も下落。今期も前期上半期の勢いを取り戻すまでには至っていない。今期第1四半期も売り上げ単価で前四半期比15%前後の下落を見込み、純利益は40億〜10億円の赤字になると予想している。

 通期ではより付加価値の高いDDR2への切り替え加速や300ミリウエハー工場の生産性向上、新製品開発などで乗り切る考え。通期連結業績予想は、売上高2600億円、営業利益151億円、経常利益107億円、純利益82億円。

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