ThinkPadのTablet PCモデル登場へ
米IBMが、回転式ディスプレイを備え、タブレット型コンピュータとして使えるThinkPadを開発した。米連邦通信委員会(FCC)が公開した文書により明らかになった。
「ThinkPad Tablet Series X41」はThinkPadシリーズのトレードマークである黒い筐体をまとい、外観は同シリーズのほかのモデルと似ている。ただし、X41 Tablet Seriesのディスプレイは180度回転させて、キーボード上に折り重ねることができ、ノートPCをタブレット型コンピュータに変形させられるとこの書類には記されている。
さらに、このモデルのディスプレイにはデジタイザが含まれ、タブレットモードの時に付属のスタイラスを入力装置として利用できるという。
FCCが公開した書類にはX41 Tablet Seriesの写真も含まれ、MicrosoftのWindows XPを走らせているところが写っている。フォームファクタとスタイラスから考えると、このモデルはWindows XP Tablet PC Editionを搭載している可能性が最も高い。このエディションは入力デバイスとしてスタイラスをサポートし、ほかのPCベンダーの同様のマシンに搭載されている。
現時点ではIBMの幹部からコメントは得られていない。
X41 Tablet Seriesには無線ネットワーキング機能が組み込まれ、無線LAN標準のIEEE 802.11a/b/gと、Bluetoothをサポートする。プロセッサ、メモリ、重さ、サイズ、発売時期についての情報はFCCの文書では明かされていなかった。
ただ、このモデルの写真を見ると、ディスプレイのサイズは既に販売されているThinkPad X41の12.1インチTFT液晶と同じくらいに見える。IBMのサイトによると、X41は2199ドルからの価格で、1.5GHz Pentium M、60GバイトHDD、512MバイトのRAMを搭載する。
無線LANサポートなどの無線機能を搭載した機器を米国で販売するには、FCCの認可が必要だ。これら文書がFCCのWebサイトで公開されたということは、X41 Tablet Seriesの発売が近いということを公に示しているということだ。
FCCにこの書類を提出したのは、ThinkPadシリーズの設計を手がける施設の1つ、日本IBMの大和研究所だ。この研究所は、IBM PC部門の一部として中国のLenovo Groupに統合されているところだ。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
マンガ原稿をクラウドに上げただけでGoogleアカウントBAN Gmailも道連れ……日本では合法なのになぜ?
-
2
ドラマ「VIVANT」のワンシーンに映像制作界隈が「ぞっとする」 microSDカードを端子むき出しで手渡し
-
3
Salesforceで大規模障害 「夕方以降に落ちるなんて」阿鼻叫喚 PayPayのフォームにも影響
-
4
ドコモ、34万ユーザーの電話番号などAmazonに無断提供 人的ミスで同意事項を削除
-
5
不正アクセスで「当選」が「落選」に改ざん ウルトラマンショップのLINE整理券システムで被害
-
6
日本郵便、荷物の本人確認をICチップ付き身分証4種に限定 スマホのマイナカードで受け取れる場合も
-
7
メルカリ株が大幅安、1カ月で3割下落 最新ポケカ出品禁止を嫌気、転売・不正利用の批判も相次ぐ
-
8
Gyazoに不正アクセス ユーザー情報約2362万件、画像メタデータ約4.9億件が流出
-
9
“ほったらかしAI動画編集”を「DaVinci Resolve」で試す これが今のベストチョイスかも
-
10
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR