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スケジュール管理は結局「手帳」に

» 2005年05月23日 18時28分 公開
[ITmedia]

 アイブリッジはこのたび、同社が展開するインターネットリサーチサービス「リサーチプラス」の第84回調査報告として、「スケジュール管理」に関するアンケート結果を発表した。対象はインターネットユーザー300人で、チアーズが調査協力を行った。

 これによると、現在スケジュール管理に利用している道具(複数回答方式)は、「手帳(メモ帳含む)」が64.7%、「携帯電話」が38.7%、「PC」24.7%、「PDA」が0.01%だった。

 現在利用していないが、これからスケジュール管理に利用したいと思うものを1つ挙げてもらったところ、「特にない」が44.3%でトップ。次いで、「携帯電話」(18.7%)、「PC」(17.3%)、「PDA」(10.0%)、「手帳(メモ帳含む)」(9.7%)と並んだ。

 今後利用してみたいと挙げた製品を選んだ理由としては、携帯電話では「必ず毎日持ち歩くものだから」「アラームを使うこともできるので大事な用事を忘れない」など。

 PCを選んだ人の理由は「自宅でも勤務先でも使っているのでとても便利」「メールを使って他人にスケジュールを教えることもできるから」「自分用にカスタマイズできるため、使い勝手がよい」「毎日起動させるので」「画面が大きくて管理しやすそう」など。

 PDAを選んだ理由は「辞書等が必須なので携帯では役不足」「PCと連動させてスケジュールを管理できる」「かっこいいから」「仕事をしていると携帯のスケジュール機能だけでは足りなくなると思うから」など。

 また、手帳を挙げた人の理由では「細かい内容やメモ的なことも記入できるから」「ソフトやアプリを『立ち上げて』『入力して』『保存する』といった手間なくすぐに使えるのが魅力」「バッテリーの心配がない」などが見られた。

 一方、利用した経験はあるが現在使わなくなったスケジュール管理用品を1つ挙げてもらい、その理由をたずねる質問では、56.7%が「とくに無い」と回答。

 手帳を使わなくなったと答えたのは20.3%で、その理由は「持ち歩くのが面倒になった」「毎年新しいものを購入するが形式等が異なるため面倒になった」「ペンも一緒に持ち歩かねばならないのでかさばる」など。

 PCを使わなくなったのは11.3%。理由は「スケジュール確認のためにいちいち起動させるのが面倒」「キーボードを打つより手で書くほうが早い」「最新のソフトが高いから」「持ち歩けない」など。

 携帯電話を使わなくなったのは7.7%。理由は「アプリを起動させるのが面倒だった」「入力がとても面倒」など。

 PDAを使わなくなったのは3.7%。理由は「タッチパネルの反応が遅いと感じ、結局手帳に手で書き込むのが一番早かった」「最近は携帯電話の機能が高くなってきているのでそっちのほうが便利になった」などだった。

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