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愛知県警の捜査情報がネットに流出

» 2005年06月24日 18時15分 公開
[ITmedia]

 愛知県警は6月24日、Winnyを通じて捜査関係書類がインターネット上に流出していたと発表した。流出した述調書や捜査報告書の一部には、窃盗事件の被害者など6人分の名前や住所といった個人情報も含まれていたという。

 東海署地域課に所属する巡査が職務で使用していた私物PCにファイル交換ソフト「Winny」が入っており、自宅でネットに接続した際にウイルス感染して流出した。流出情報を添付した匿名のメールが同県警に送られてきて発覚したという。

 個人情報が流出した被害者などには謝罪を行い、巡査を懲戒処分、上司の警部補を所属長注意とした。

 昨年は、京都府警や北海道警からWinnyを通じて捜査関係情報が流出した。また、昨日は三菱電機プラントエンジニアリング(MPE)が点検を請け負っている原子力発電所の情報がMPE社員のPCから流出したことが明らかになっている。

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