北海道警江別署の警察官の私物PCから捜査資料がWinnyで流出した問題で、個人情報を漏らされた江別市内の男性が6月1日、「個人情報が不特定多数に閲覧され、精神的苦痛を被った」などとして、北海道に200万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こした。
警察官は3月下旬、自宅でWinnyを使用した際、ウイルス「Antinny」に感染したファイルを開き、私物PCに保管していた捜査関係書類をネット上に流出させた。資料には男性が道路交通法違反で逮捕された際の情報が書かれていた。
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