米eBayが7月20日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期より40%増えて10億8600万ドル、純利益は2億9160万ドル(1株当たり21セント)でいずれも過去最高となった。
同社の当初予想では売上高の上限が10億5000万ドル、1株利益は16セントを見込んでいたが、今回の業績はこれを上回った。「eBayは第2四半期で目覚ましい業績を達成した。米国とドイツ、およびPayPalが素晴らしく好調に推移、売り上げと利益を飛躍させる一助となった」。メグ・ウィットマン社長兼CEOは発表文でこう述べている。
マーケットプレイス事業収入は米国が前年比27%増、米国外が51%増。PayPalのペイメント事業は51%の伸びを示した。登録ユーザー数は4〜6月期末の時点で1億5730万人となり、前年同期に比べて38%増えた。
今後の業績予想も引き上げ、2005年度通期の売上高は43億4000万〜44億1000万ドル、1株利益は77〜78セントを予想。第3四半期(7〜9月期)は売上高10億4500万〜10億7000万ドル、1株利益は18セントを見込んでいる。
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