富士通は8月22日、台湾のメモリチップメーカーNanya Technologyを相手取り、DRAM技術をめぐる特許侵害訴訟を起こした。富士通が明らかにした。
訴訟はNanyaの現地法人である日本ナンヤ・テクノロジーを相手取って東京地裁に起こされた。富士通が特許を侵害されたと主張している製品について、今後の輸入と販売差し止めを命じるよう求めている。
富士通広報のボブ・ポメロイ氏によれば、同社は損害賠償も求めているが、請求金額は明らかにしなかった。
訴訟ではDDR SDRAMメモリチップ高速化技術に関連した特許を問題にしているとポメロイ氏。
両社間で特許ライセンス契約を結ぶ交渉が決裂したため提訴に踏み切ったと富士通は説明している。
Nanyaは一切の訴訟に関するコメントを避けた。
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