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アシアナ航空、機内インターネットサービスを開始

» 2005年10月04日 11時33分 公開
[IDG Japan]
IDG

 韓国のアシアナ航空は、ソウルとアジアの主要都市および米国を結ぶいくつかのフライトにおいて、機内インターネットサービスの提供を開始した。

 米Boeingの一部門であるサービスプロバイダーのConnexion By Boeingによれば、このサービスの提供は10月に入り開始されている。

 Connexion By Boeingは必要な設備を搭載した航空機に対し、衛星にリンクされたインターネット接続を提供している。接続速度は、インターネットから航空機へのダウンストリームが約5Mbpsで、航空機からインターネットへのアップストリームが1Mbps。同サービスは、航空機の構成に応じて有線LANか無線LANのいずれかを介して、機内全体に提供される。料金については、フライト時間中の無制限アクセスが約30ドルで提供されるほか、最初の30分間が約10ドルで、それ以降は1分につき25セントの追加料金を支払う方法も選択できる。

 このサービスが提供されるのは、月曜日のソウル/成田便(OZ101/102)、月曜日、水曜日、金曜日のソウル/シアトル便(OZ271/272)、金曜日のソウル/上海便(OZ365/366)、木曜日、日曜日のシアトル/ホーチミン便(OZ731)、および月曜日、金曜日のホーチミン/ソウル便(OZ732)だ。

 今回のサービス始動により、Boeingの機内インターネットアクセスを提供する航空会社は、アシアナ航空のほか、全日空、日本航空、台湾の中華航空、大韓航空、独ルフトハンザ航空、シンガポール航空、スカンジナビア航空の計8社となる。

 またConnexion By Boeingによれば、イスラエルのエルアル航空が今月中に同サービスの提供を開始するほか、オーストリア航空とアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空も同サービスの提供に向けて準備中という。

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