航空会社の英bmiとポルトガルのTAP Portugalは9月20日、機内通信サービス提供企業OnAirと組んで、旅客機内での携帯電話利用実験を行う計画を発表した。
bmiは2006年後半をめどにAirbus A320で試験サービス導入の準備を進めている。ヒースロー空港発の国内便を中心として、乗客の利用パターンや機内携帯電話利用に伴う社会的問題の把握に役立てる計画。
、TAP Portugalは同年末をめどにAirbus A321で実験を開始予定。乗客はGSM携帯電話とBlackBerryなどのGPRS対応端末を使って、通話やメッセージの送受信ができるようになる。
両社の試験サービスとも、AirbusやSiemensが共同開発した装置が完全認定され、旅客機内での安全な携帯電話利用のために必要な通信規制の枠組みが固まった段階で開始される予定。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR