ソニーは2月9日、Blu-ray Discレコーダー全モデルの出荷を順次終了すると発表した。理由について同社は「動画配信サービスの普及や見逃し配信コンテンツの増加といった影響により、レコーダーによる録画需要が大きく減少しているという市場環境や今後の市場の成長性を鑑みたもの」と説明した。
出荷を終了する製品は、2024年に発売した「BDZ-ZW1900」および23年発売の「BDZ-FBT4200/FBT2200/FBW2200」。一方で、Blu-ray Discプレイヤーの出荷は継続する。
ソニーは1998年に他社に先駆け青紫色半導体レーザーの光ディスクメディアへの応用を実証し、Blu-ray Disc規格の策定にも深く関わった。03年に民生用Blu-ray Discとして商品化して以降、レコーダーとその記録メディアなどに展開してきた。
しかし動画配信サービスの普及などで録画需要は減少。JEITA(電子情報技術産業協会)によると、25年のBDレコーダー国内出荷実績は前年比約20%減の62万3000台。地上波テレビ放送のデジタル完全移行でテレビやレコーダーに特需があった11年(678万9000台)に比べると市場規模は10分の1以下となった。
【修正:2026年2月9日13時15分更新 ※取材に基づき本文に情報を追加しました】
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