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RIM、特許訴訟の判断不服で最高裁に上訴へ

» 2005年10月08日 07時24分 公開
[ITmedia]

 Research In Motion(RIM)とNTPが争っている特許訴訟でRIMは10月7日、8月2日に言い渡された判決の再審査を求めた請求が、米巡回区連邦控訴裁で退けられたと発表した。

 控訴裁の今回の決定は、8月2日の判決を支持する内容であり、RIMではこれを不服として米最高裁に上訴すると表明。このケースは米国内的にも国際的にも、上級審で審理されるべき重要な問題を突き付けるものだと強調している。最高裁が審理を受け入れるかどうかを決定するまでの間、控訴裁には手続きを保留とするよう申し立てる方針。

 もし審理が地裁に差し戻された場合、NTPではRIMに対し、BlackBerryサービスの提供中止と米国内での利用、販売、製造、輸入差止を申し立てることが予想されるとRIMは指摘。そのような禁止命令は不適切だとするRIMの立場は変わらないが、決定を下すのは裁判所であり、自社に有利な決定が出るという保証はないと釘を刺している。

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