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海賊版32万5000枚作成のグループ摘発

» 2005年10月14日 07時46分 公開
[ITmedia]

 CDとソフトの海賊版32万5000枚以上を作成していたとして、米カリフォルニア州在住の3人が10月12日、米連邦大陪審で起訴された。同州北部地区米連邦検察局が同日発表した。レコード業界によれば、米国で押収された海賊版CDとしては最大規模になるという。

 この事件では地元と連邦警察が共同捜査を行い、10月6日にカリフォルニア州とテキサス州で13カ所を捜索し、5人を逮捕した。今回起訴された3人は、著作権法違反、海賊版取引などの罪に問われている。残る2人も訴追手続きを進めているという。

 起訴状などによると、3人は音楽とソフト海賊版の大量複製にかかわっていたとされ、大量の海賊版CDやDVDを製造できる「スタンパー」と呼ばれる複製機を2000台以上所持していた。海賊版の中にはSymantecのウイルス対策ソフトなどが含まれる。

 量刑は前科がない場合、禁固5年、罰金25万ドルが定められている。

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