Microsoft、メールの重要度を判別するツール公開
米Microsoftの研究部門は12月1日、受信箱の中の電子メールを重要な順に整理する一助となるフリーツールを公開した。
このツール「Social Relationship and Network Finder」(SNARF)はMicrosoft Researchで開発された。コミュニティー技術事業部の研究者、A・J・ブラッシュ氏によれば、このアプリケーションはユーザーの電子メールクライアントと同じデータベースを使い、ユーザーが相手からメールを送受信した数をカウントする。
研究者らはこのように電子メールに優先順位を付けるプロセスを「ソーシャルソーティング」と呼び、大学院生(うち少なくとも1人は社会学を専攻)と共同でこのツールを開発。相手からどのくらいの頻度でメールを送受信しているかに基づき、ユーザーが受信箱の中の電子メールに優先順位を付けられるようにした。
「SNARFの基本的な特徴は、人間に着目していることだ。1通1通のメッセージではなく、自分の電子メールの中で人物についての情報を記憶することに努めた。SNARFでは、そのメッセージが、(例えば)自分がいつもやり取りしているジュリーからのものだと識別し、高い重要度を付ける」(ブラッシュ氏)
SNARFはMicrosoftのサイトから無料でダウンロードできる。MAPI(Messaging Application Programming Interface)ソースとしてMicrosoft Outlook 2002か2003が必要だが、ExchangeとMAPIサーバ、Hotmail、およびPOP、IMAP、OL Connector(Lotus Notes用)を使った電子メールクライアントでもテストされている。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
トランプ政権のサックス氏、AI「ペース調整」論に苦言 「規制がなければできないふりをやめろ」
-
2
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
映画「バックルームズ」が怖くなかったマンガ家、基になったネット都市伝説にハマって本作の楽しみ方を理解する
-
6
AnthropicのアモデイCEO、AI開発の「ペース調整」訴えるエッセイ公開 アルトマン氏とマスク氏も賛同
-
7
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
8
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
9
「壁紙DIY」とイマドキの超短焦点4Kプロジェクターを寝室で試したら検証が止められなくなった
-
10
「死亡事故がゼロの世の中を」──苦節7年、危険な作業をAIで省力化 全国で稼働する「交通誘導AI」の現在地
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR