世界航空大手20社のフライトをオンラインで直接予約する乗客は推定で年間2億5570万人、世界全体では4億人に上るとの推計を、航空業界向けのIT技術提供企業SITAが12月12日発表した。
電子チケットの導入により、航空業界全体で年間20億ドルの経費削減になるとSITAは試算。直接予約の場合は航空会社がGDS(グローバル販売システム)料金を支払わずに済むため、GDS料金だけで12億ドルを削減できていると推計している。
航空券予約エンジンはSITAが英国の航空会社bmiのために開発し、1995年に導入された。その後インターネットの普及とともに利用が増大し、航空会社だけでなく鉄道会社のAmtrakなどにも採用されている。
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