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» 2006年02月10日 20時57分 UPDATE

「春が来そうだ」──ソフトバンク4〜12月期、最終黒字178億円に

ソフトバンクの2005年4〜12月期は178億円の最終黒字に。孫社長は「今回はトンネルをいよいよ抜けて春が来そうだ」と自信を見せる。

[ITmedia]

 ソフトバンクが2月10日発表した2005年4〜12月期連結決算は、純利益が178億1900万円となり、前期の326億500万円の赤字から黒字転換した。孫正義社長は「長いトンネルを抜けて少し外が見えたのが前回の中間決算。今回はトンネルをいよいよ抜けて春が来そうだ」と通期業績にも自信を見せた。

photo 業績を説明する孫社長

 第3四半期(10〜12月)では、営業利益、経常利益、純利益の「3点セットで黒字」(孫社長)を果たした。連結業績は以下の通り(単位:億円)。

- 今1〜3Q 前1〜3Q
売上高 8102 5617
EBITDA 949 278
営業利益 279 ▲143
経常利益 ▲22 ▲339
純利益 178 ▲326


- 今3Q 前3Q
売上高 2874 2580
EBITDA 447 158
営業利益 235 ▲75
経常利益 112 ▲80
純利益 220 ▲265


 4〜12月期、連結EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は949億円となり、1998年3月期通期の880億円を突破して創業来最高となり、通期営業黒字化も達成する見通し。第3四半期(10〜12月)では増収の上、営業益、経常益、純利益の「3点セットで黒字を達成できた」(孫社長)。第3四半期業績にはモデムレンタル事業の売却益を計上したが、それを差し引いても営業益、営業キャッシュフローとも十分なプラスを確保した。

 孫社長が「収穫期」と呼ぶBBインフラ事業では、ADSLサービス「Yahoo!BB」が12月末で500万回線を達成。第3四半期で93億円の営業益を生んだ。一方、日本テレコムの固定通信事業は17億円の営業赤字に。EBITDAベースでは91億円の黒字に転じており、直収電話サービス「おとくライン」の個人顧客向け営業を大幅縮小するなどし、収益性を高める。

 「おとくライン」の営業体制変更の損失として約188億円や「BBTV」事業再編に伴う損失など特別損失699億2100万円を計上したものの、欧韓Yahoo!4社の投資有価証券売却益など、特別利益1577億6600万円を計上。4〜12月期ベースでも最終黒字を確保した。

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