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IT企業だけど“怪しい名前”にしたかった

» 2006年03月27日 12時22分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 先週のアクセストップは、ひきこもっていた学生時代を経てpaperboy&co.の社長になった家入一真さんに関するインタビュー記事だった。

 同社は、サイトで社内の映像をライブ配信していたり、ガラクタから2円〜7円相当のものを作るプロジェクト「2円以上、7円以下」を公開したりと、普通のIT企業ではまずやりそうにないネタをさらりとやってのける。

 社名の由来もちょっと変わっている。設立当初の社名は「マダメ企画」。記者は「まだ芽吹いたところ」という意味か何かかな、と思っていたのだが、全然違った。

 「嫁が明子という名前なので、イニシャルのAを取って“Madam.A”にしました」(家入社長)

 「怪しい名前を付けたかったんです。あえて“企画”を付け、アダルトビデオ制作会社っぽい雰囲気を出したかった」

 「IT企業というと、当時は“ネット”とか“フューチャー”とかいう名前が多かったから、反発したのかも」

 ちなみに、paperboy&co.に変えた理由は「マダメ企画で領収書を切ってもらうのが恥ずかしくなったから」だそうだ。

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