ポッドキャストはラジオを超えた?
人気デジタルメディア企業が4月17日、同社は今や世界中にあるラジオ局の数よりも多くのポッドキャストを配信していると宣言した。
これは、ポッドキャストが多くの人の生活の中で、いかに従来のラジオ放送に取って代わりつつあるかを浮き彫りにしていると、「ラジオ対ポッドキャスト」のマイルストーンを通過したばかりの米FeedBurnerの広報担当者は語る。
広義の定義では、ポッドキャストはiPodなどのメディアプレーヤーで再生できるデジタル音声あるいはデジタル音声と映像の記録。スケジュールの決まったラジオ局の放送とは違って、いつでもダウンロードして聴ける。
ポッドキャストは現在、報道機関、ビジネスコンサルタント、企業、従来型のラジオ局など、従来メディアやインターネットメディアにかかわる者に日常的に利用されている。
FeedBurnerは現在、4万7000種類のポッドキャストを配信している。ラジオ局の数よりもポッドキャスターの方が多いことになる。また新しいポッドキャスターの増加ペースはここ6カ月で倍になっているという。
「ポッドキャストは、数百万人からゼロ人の読者、リスナー、視聴者を持つ多数の(インターネット)コンテンツ制作者のロングテールの一部で、メディアの形としては例外的なものではない」とFeedBurnerの広報担当者は語る。
だがアナリストはそれほどポッドキャストに熱心でなく、検索エンジンがポッドキャストブームに十分対応できていないことなどさまざまな要因を挙げている。
「ポッドキャストはもっと簡単になり、コンテンツはもっと良くなるだろうが、それには時間が掛かるだろう」とForrester Researchの主席アナリスト、シャーリーン・リィ氏は指摘する。
だがForresterは、今後目を見張るような成長が見られるとも示唆した。4月10日に発表した調査報告書の中で、同社はポッドキャストを視聴する北米の世帯数は、現在の推定70万世帯から、2010年には1230万世帯に拡大するとの予測を示した。
同社はまた、向こう4年のうちにMP3プレーヤーを持つ人の約3分の1が日常的にポッドキャストを聴くようになるとも予測した。
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