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IE 7 β2の日本語版公開(2/2 ページ)

» 2006年05月09日 13時40分 公開
[岡田有花,ITmedia]
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 Active Xコントロールを、実行前にユーザーに確認する「Active Xオプトイン」機能を装備。マルウェアによる攻撃を防ぐ。

 アドオンをすべて無効にするモードも備えた。安全性に問題があるとされているSSL 2.0は、デフォルトでオフにした。

 CookieやWebサイトの閲覧履歴、パスワード、フォームに入力したデータなどをワンクリックで削除できるプライバシー保護機能も備えた。

画像 履歴の削除は「インターネットオプション」から可能

 CSSのサポートを強化し、リッチなコンテンツに対応したとしている。CSSでフォントサイズを固定したサイトでも、ブラウザ右下の虫眼鏡アイコンをクリックすると、文字と画像を50%〜400%まで拡大・縮小できる。

画像 400%で表示

 Ajaxのサポートも改善したとしている。IE6ではActive Xコントロールで処理していたXMLHTTPリクエストを、ネイティブ環境で処理できるようにした。

 ツールバーに検索窓を備えた。デフォルトではMSN Searchが利用できるが、グーグルやヤフーなど他検索サービスも登録できる。楽天市場やアマゾンなど、ECサイトの検索も登録可能だ。

 画面を広く使ってもらうため、メニューバーはデフォルトで非表示にした。「Alt」キーを押すと表示される。国際化ドメインに対応し、日本語ドメインにもアドオンなしでアクセスできるようになった。

 紙の大きさに合わせてサイトを縮小して印刷する機能を装備。画面が切れずに印刷できるようにした。

 同社は、IE 7 β2をWebサイトやアプリケーション開発者などに試してもらい、動作をチェックしたり、問題点をフィードバックしてほしいとしている。

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