ニコンが5月15日発表した2006年3月期連結決算は、経常利益が前期比196.0%増の434億9600万円と過去最高になった。今期、一眼レフデジタルカメラ(DSLR)販売は前期比3割増となる175万台を見込む。
売上高は7309億4300万円(前期比14.5%増)、営業利益は665億8700万円(同118.0%増)、純利益は289億4400万円(同19.9%増)。
カメラ部門で一眼レフデジタルカメラ(DSLR)と交換レンズが大幅な増収。コンパクトも順調で、映像事業は売上高が前期比17.4%増の4157億円、営業利益は同104.1%増の344億円に。
同期の販売実績は、DSLRが国内20万台・輸出114万台の合計134万台、交換レンズが国内25万本・輸出177万本の合計210万本、コンパクトが国内79万台・輸出632万台の合計711万台。今期販売は交換レンズが210万本、コンパクトは710万台となる見通し。
今期の連結業績予想は、売上高が7800億円、経常利益が620億円、純利益が370億円。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR