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カプコン、ゲーム事業が減益

» 2006年05月23日 17時12分 公開
[ITmedia]

 カプコンが5月23日発表した2006年3月期連結決算は、コンシューマー用ゲームソフト事業の営業利益が前期比25.1%減となり、全体の営業利益も同15.1%減の65億8000万円にとどまった。

 売上高は702億5300万円(前期比6.6%減)、経常利益は70億1600万円(同5.2%減)、純利益は69億4100万円(同91.6%増)。

 ゲームソフト事業では「バイオハザード4」(PS2)が順調だった上、「モンスターハンター ポータブル」(PSP)、「モンスターハンター2」(PS2)が予想を上回り、「ロックマン エグゼ6」(GBA)、「逆転裁判」(NDS)が堅調。一方、「新 鬼武者」(PS2)や「ビートダウン」(PS2、Xbox)が特に海外で苦戦した。同事業は売上高は前期比6.8%増の427億1800万円と増収だったが、営業利益は29億2600万円にとどまった。

 今期の連結業績予想は、売上高が684億円、経常利益が70億円、純利益が39億円。

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